【N国党】立花孝志氏の戦略を中小企業は参考にした方がいい

立花孝志代表率いる、「N国党」こと「NHKから国民を守る党」の快進撃が止まりません。

2019年4月の統一地方選で、関東の区議会や市議会を中心に、全国で26人の候補者が当選。さらに、2019年7月の参議院選挙では比例代表で1議席を獲得しました。

なぜ全くの無名だったN国党が、「公党」にまで昇りつめることができたのか?

N国党の戦略には、中小零細企業も参考にすべき点がありますよ!

N国党の戦略とは?

出典:NHKから国民を守る党 公式サイトより

N国党は票を獲得するために様々な戦略を駆使していますが、その中でも最も効果があったと思われる「2つの戦略」に注目して書きたいと思います

戦略①:政策が1点に集中している

一般的に、政治家といえばいろいろな論点(経済、年金医療、安全保障、エネルギー、教育等)について自分の政策を掲げて立候補します。

選挙演説の際、専門用語を羅列することも多く、聞いている有権者は候補者に対してこう思います「で、結局何がやりたいの?」って。

その点、N国党の立花代表の政策は「NHK放送を見たい人だけが受信料を払って見れるようにする」というものです。シンプルな内容なので、立花氏が何をやろうとしている人なのかが一瞬で理解できます。

政策を1点に集中させることで、何がやりたいのか不明瞭な他の政党と圧倒的に「差別化」させることに成功しています。

あれもやりますこれもやりますで、結局なにもしない政治家に国民はうんざりしています。

それに対し、1つでも確実に政策を実現してくれそうな政治家に、国民が期待を寄せたくなるのもうなずけます。N国党はそんな国民の心理をうまくついています。

戦略②:インターネットでの拡散

経済、年金医療、安全保障・・・などなど、たくさんある政治課題の中で「NHKのスクランブル放送化」という課題に注目している国民はかなり少数派だと思います。

50人に1人、100人に1人しか注目しないような「ニッチ」な論点ですが、インターネットはとてつもなく大勢の人に発信することができます。

この「超ニッチ」な論点に関心を持ったマニアックな支持者を集めるには、インターネットは最適の道具です。

特に動画サイト「ユーチューブ」は、スマートフォンの普及によって爆発的に利用されるようになりました。

立花代表はその「ユーチューブ」を主戦場にしてコツコツと動画をアップすることにより、コアなファンを着実に増やしていきました。2019年11月現在、登録者数は53万人を突破しています。

その結果、「ニッチな問題」から「メジャーな問題」に成長させることに成功しました。1つの政党が誕生してしまった今、「NHKのスクランブル放送化」を国会で議論しないわけにはいかないのではないでしょうか?

N国党の戦略を中小零細企業はどう生かすか

戦略①:1点集中主義

この「1点集中主義」は、小が大に勝つ戦いのバイブルとして有名な、「ランチェスター戦略」にも記されています。

ランチェスター戦略において
戦闘力=武器効率×兵力数

であると書いています。

そして、兵力数に劣る弱者が強者に勝つには「武器効率」を高め「兵力」を1点に集中させることが重要であるとされています。

これをビジネスに置き換えると

営業力商品力(品質、性能、ブランド力など)×販売力(社員数、店舗数など)

となります。

「商品力」を高めということは他社との「差別化」を意味します。

その「差別化された商品」に「販売力を1点集中させる」ことで得意分野において強者に勝利できるというわけです。社員数、店舗数等の販売力が弱い、中小零細企業には効果的な方法といえます。

立花代表は「NHKのスクランブル放送化」という、圧倒的に差別化された1つの論点に力を集中させた結果、選挙に勝利しました。

戦略②:インターネットでの拡散

当然ですが「売上高=単価×数量」です。

中小零細企業は提供できる「数量」が限られているケースが多いので、利益を上げようと考えると「単価」を上げる戦略を取らざるを得ません。

しかし「差別化」して高付加価値の商品にすると、それを買いたいと思う人も当然少なくなります。

例えば「無農薬野菜セットの宅配」

無農薬野菜は国内で生産される野菜のシェアの「1%」にも満たない「超ニッチ」な商品です。しかも、スーパーで購入する価格の約2~3倍くらいします。

これを買いたいと思う人は、100人に1人とか200人に1人とかです・・・。

この商品を10セット販売しようと思ったら、少なくとも10×200=2,000人に知ってもらわないとダメなわけです。

これって結構キツイですよね。

そこで威力を発揮するのがインターネットです。

ホームページ、動画サイト「ユーチューブ」、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどの「SNS」などインターネットによる拡散方法はたくさんあります。

N国党は、主にユーチューブ、ツイッター、ホームページを利用しています。

インターネットは、24時間365日働いてくれる最強の営業マンです!

また、「ユーチューブ」や「SNS」は無料で発信できるので、資金力のない中小零細企業は是非とも活用したいですね。

まとめ

N国党の戦略を転用してみよう!

・徹底的に商品を差別化し1点集中させる

・インターネットを駆使して情報を拡散させファンを増やす

国税庁の統計(平成29年度)によると全国269万社のうち168万社が赤字だという結果が出ていました。全体の約62%が赤字です。

2019年10月には消費税増税、2020年4月からは中小企業も残業規制開始、2020年8月には東京オリンピックも終わります。国内需要が益々冷え込みデフレ化が加速することが予想されます。

全くの無名だったN国党が公党にまで昇りつめた戦略は、中小零細企業の経営者にとっても参考になる点があると思いますので、是非試してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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