【体験談】農業を始めるときにかかった資金・費用はいくら?

・ツライ満員電車から脱出したい

・やりたくもない仕事から解放されたい

・自然に囲まれた環境で子育てをしたい

などの理由から農業に興味を持つ方も多いと思います。

でも、農業未経験だと、農業を始めるにはどんな物が必要で、資金がいくら必要なのか分からないですよね?

僕は2017年10月から、農家を目指して本格的に活動を始めました。

農業を始めるにあたって、僕が最初にそろえた物を、その金額と共にご紹介したいと思います。

新規就農のスタイル

「農業」といっても、米、野菜、果樹、花、畜産など非常にジャンルが幅広いので、僕が目指している農業スタイルからご紹介します。

概要
①:野菜の少量多品目栽培

・年間40~50種類の季節に合った旬の野菜を栽培

②:露地栽培

・種まきして苗になるまではビニールハウスで栽培、その後は屋外の畑に苗を植えて収獲まで栽培します。

③:農薬・化学肥料は使わない

・鶏ふん・雑草・落ち葉などの「有機肥料」のみでの栽培

④:セット野菜の販売

・ダンボールに10種類前後の野菜をセットにして宅配します。

⑤:販売先

・個人宅or飲食店

⑥:農地

・先祖伝来の土地2反(600坪、2,000㎡)

新規就農にあたってそろえた物

①:ビニールハウス(新品17万円)

種をまき苗になるまでの期間をビニールハウスで栽培します。

うちのビニールハウスは「縦10m×横4.5m×高さ2.5m」の大きさです。

ビニールハウスのサイドは巻上げて換気できるようになっています。ビニールハウスの中は外と比べて驚くほど温度が上がりますので、換気機能は絶対にあった方が良いです。

組み立ては自力でやりましたが、全くの素人で見よう見まねでの作業なので、休日を利用しながら約1ヶ月で完成しました。

ビニールハウスはホームセンターの「コメリ」でネット注文し、約17万円で購入しました。

②:乗用トラクター(中古10万円)

畑を耕すためにはトラクターが必要になります。

小さなトラクターでも、新車だと約200万円、中古でも数十万円はします。

でも僕はラッキーなことに、近所の農家さんが使わなくなったトラクターを無料で譲ってくれました。

なので、タイヤを交換したり、その他整備代が約10万円かかっただけですみました。

③:管理機(新品36万円)

クボタ:フロント陽菜FTR-90」を近所の農機具屋さんにて新品で約36万円で購入しました。

管理機はトラクターと同様、畑を耕す農機具です。

畑の面積は2反(600坪)と小さいので、乗用トラクターではなく管理機でいいかなと思い購入しました。

しかし、購入した後で上記②のトラクターが手に入ったので、今はほとんど使用していません…。

④:草刈り機(新品5万円)

(画像は電動草刈機です)

僕のように除草剤を使用しない栽培は雑草との戦いです。

なので、草刈り機は必須の農機具となります。

【エンジン式草刈り機】

エンジン式草刈り機は、近所の農家さんが無料で譲ってくれました。

新品で買うと5万円くらいするので、これまたラッキーでした。

【電動式草刈り機】

うちの畑の周囲には民家も多いので、真夏の早朝に音が大きいエンジン式の草刈り機を使用することができません。

その対策として購入したのが充電式バッテリーで動く「電動式の草刈り機」です。

ネットで約5万円で購入しました。

電動草刈り機についてはレビュー記事を書いたので、気になる方はどうぞ。

【レビュー】マキタの電動充電式「草刈機」を使ってみた感想

2019年10月20日

⑤:ハンマーナイフモア(新品20万円)

オーレック:ハンマーナイフモアHR401」を農機具屋さんで約20万円で購入しました。

ハンマーナイフモアは草刈り機の一種で、雑草を刈ると同時に粉々に粉砕してくれる優れモノです。

雑草を粉々にしてくれるので、刈った雑草を片づけることなくそのままトラクターで耕すことができます。

⑥:マルチャー(新品54万円)

「クボタ:ニューベジマスターTA-700」を農機具屋さんで約54万円で購入しました。

マルチャーは野菜栽培農家にとってはとても重要な農機具です。

野菜は基本的に水はけのよい土壌を好みます。

そこで「畝(うね)」と呼ばれる土を数十センチ盛り上げたところに植え付けします。

そして、雑草の抑制と保温を目的として、畝の上に「ビニール(通称、ビニールマルチと呼ばれています)」をかけます。

この畝を作り、ビニールマルチを敷く作業がハンパなく大変なんです!

この2つの作業を同時にやってくれるのがこの「マルチャー」という農機具になります。

⑦:倉庫(新品76万円)

メーカーは「イナバの物置」で、価格は設置も含めて約76万円でした。

近所のホームセンターで購入し、設置まで全てやってもらいました。

農機具は盗難の被害に遭うことがあるので、倉庫を建てました。

倉庫といっても、車庫(乗用車2台入るサイズ)を流用しています。

補助金(40万円)

「起業する人を応援する」というコンセプトの補助金を、市から40万円もらいました。

金額は少ないですが、国が出す補助金と比べて、手続きが非常に簡単なのでお勧めです。

あなたが新規就農する市町村の「商工課」で、「起業したいのですが、もらえそうな補助金ありませんか?」と一度聞いてみると良いと思います。

ただ、市町村で決められている年間予算が無くなると、補助金も打ち切りになります。

「早い者勝ち」となっているので、早めに問い合わせと申し込みをした方が良いです。

僕もギリギリセーフのタイミングでもらうことができました。

最後に

初期投資にかかった費用は合計で約218万円

補助金40万円を差し引くと合計で約178万円となります。

野菜を路地(屋外)で栽培するスタイルは、稲作や施設栽培(ビニールハウスでの栽培)と比べて初期投資が少ない方だと思います。

さらに僕は、土地やトラクターにはほとんどお金がかかっていないので、初期投資が比較的安くなっている感じだと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

本気で農家になりたいと思った4つの理由

2019年12月2日

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