【税理士試験】財務諸表論の難易度・合格率推移は?

財務諸表論の難易度「★★☆☆☆」

会計科目の「財務諸表論」は「簿記論」と共に、税理士試験において必須科目となっています。

同じ会計科目ということで「簿記論」と同時に勉強する人も多いです。

財務諸表論は理論問題が50%計算問題が50%の構成です。

理論問題は、企業が利害関係者に対して作成する財務諸表の計算方法のルールや報告書の作成ルールについて記述形式で出題されます。

理論問題があるといっても、税法科目のように難解な条文を一言一句暗記する「修行」ようなものではなく、必要なキーワードがきっちり含まれていて、全体の意味が通っている回答が書ければOKです。

財務諸表論の「理論」を勉強することによって、普段新聞やニュースで見る企業の決算報告などの業績に関する話題も理解できるようになるので、勉強していて楽しい科目ではないかと思います。

計算問題は、財務諸表作成のルールにより貸借対照表と損益計算書等を作成する、簿記の計算問題が出題されます。計算問題の難易度は簿記論よりも少しやさしいイメージです。

財務諸表論は必須科目ということもあり、受験者数は全11科目の中で2番目の多さです。

直近の2019年第69回試験はというと・・・

出典:国税庁HP

財務諸表論の受験者数 9,268人(全体の22.5%

全11科目受験者数 41,158人

財務諸表論の合格率

全11科目の合格率と比較すると「高め」の合格率で推移しています。

昨年は13.4%とガクっと合格率が落ちましたが、今年は18.9%ということで高い合格率に戻りました!

「財務諸表論の合格率は高い」というイメージはまだ崩れていない様です。

財務諸表論は簿記論と同様に税理士試験の「初心者」が多いため、税理士試験の圧倒的な勉強量に十分対処できなかったり、途中で勉強が息切れし、結果として「記念受験」となる受験生も結構います。

そのため、財務諸表論は他の税法科目などと比べると、受験生のレベルが比較的低いといわれています。

「記念受験」の人数を考慮すると、税理士試験の予備校では、模擬試験で上位30%以内にいれば合格レベルとしています。

個人的には、簿記論の計算問題だけを毎日ひたすら勉強するのは正直疲れますので、財務諸表論も並行して勉強することをおすすめします。

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