
僕は限りなくブラックに近い中小企業を退職後、30歳から勉強を始めて約6年かけて税理士になりました。(詳しい自己紹介はコチラ)
・税理士関係の知り合いもいないし、どんな予備校・通信講座を選べばいいのか全くわからない
・どの科目から受験すれいいのか分からない
・何月から勉強を始めれば次の税理士試験に間に合うのか知りたい
この記事では、初めて税理士試験にチャレンジする社会人に向けて、オススメの税理士講座を「3つ」紹介し、その特徴について比較しています。
また、「どの科目から受験するのが良いのか?」「何月から始めれば次の税理士試験に間に合うのか?」といった疑問にもお答えしています。
僕は大手予備校、通信講座の両方を経験しています。
この記事には経験者にしか分からないリアルな情報を書いています。
現在社会人で「これから税理士試験を始めたい!」うという方にとっては参考になる情報ですので、ぜひ最後までお読み下さい。
税理士試験の予備校・通信講座の選び方
税理士試験に合格するための方法には「予備校に通う」「通信講座を受講する」の2つがあります。
ちなみに、独学はおすすめできません。
独学をおすすめしない理由については「税理士試験の独学が「無理ゲー」だと思う5つの理由」で詳しく解説しています。
では、先に結論から言うと、社会人におすすめする税理士試験の予備校・通信講座は次の3つです。
①:「資格の学校TAC」または「資格の大原」の通学講座
②:「資格の学校TAC」または「資格の大原」の通信講座
③:「スタディング税理士講座(通信講座)」
「じゃ、どれを選べばいいの?」ってことですが、自分に最適なものを選ぶには「資金」と「確保できる勉強時間」に着目する必要があります。
なぜ、「資金」と「勉強時間」が重要になるかというと、「税理士資格」は資格ランキングサイトを見ると必ずトップ10に入る超難関資格だからです。

(出典:資格の取り方)
残念ながら、お金と時間をかけずに難関資格の取得はできません。
超難関資格の取得にはそれ相当の「資金」と「勉強時間」が必要となることをまずご理解ください。
税理士試験は社会人の受験生が多いですが、「資金」と「確保できる勉強時間」の状況はその方の立場や年齢によってそれぞれ違います。
ですので、選択する教材や学校も人それぞれ違って当然です。
その人の状況にマッチした予備校・通信講座を選ぶことが最短で合格するためには超重要となります。
では早速「資金」と「勉強時間」に着目して、どのような予備校・通信講座を選べば良いのか解説していきます。
毎年「30万円」の資金を用意できるか
まず、「資金」についてですが「毎年約30万円の受講料を負担できる」のであれば資金に余裕がある状況と言えると思います。
毎年「1,000時間」の勉強時間を確保できるか
次に「勉強時間」についてですが、「1ヶ月あたり約100時間の勉強時間を1年にわたって確保できる状況」であれば、勉強時間に余裕がある状況と言えると思います。
年間で約1,000時間です。
具体的に、年間1,000時間の勉強時間を確保しようとするとこんな感じの生活になります。
・土日祝日は5~6時間勉強
これらを前提として、それぞれのケースに合った予備校・通信講座を解説します。
ケース①:資金=〇 勉強時間=〇
「資金」と「確保できる勉強時間」に余裕がある場合は、
「資格の学校TAC」または「資格の大原」の通学講座 をおすすめします。
資格の学校TACと資格の大原は業界最大手の予備校です。

引用:資格の学校TAC HPより

引用:資格の大原 HPより
僕は実際に「資格の学校TAC」と「資格の大原」の両方を受講した経験があり、どちらの学校でも科目合格しています。
当時の僕は、30歳で独身だったということもあり、比較的自由になる資金と時間があったのでこの選択をすることができました。
実際に両校を受講してみると「資格の学校TAC」と「資格の大原」は価格面、カリキュラム面でとてもよく似ていて大きな違いがないというのが僕の感想です。
ですので、この2校ほぼ同じと考えてもらってOKです。
強いて違いを挙げるなら、TACの講師のほうがフレンドリーで、税理士実務の情報をいろいろ聞くことができたという点です。
ただ、各学校の講師によってそれぞれ個性がありますので、あくまでも参考意見としてお考え下さい。
・1科目1年の受講料は15~20万円程度とちょっと割高。ただ、「1年2科目パック」といったお得なプランを利用すれば受講料が割安になる
・通学講座は予備校に行き、1回3時間ほどの「生講義」を聞く勉強スタイル
・わからない時は、講師にその場で質問することができる
・勉強仲間ができるので勉強の継続や、モチベーション維持しやすい
・定期的に実施される実力テストなどを受けることで「本番の感覚」を体験できる
・電卓が使用できる自習スペースが完備されているので、勉強に集中するすることができる
大手予備校の信頼と実績、通学講座のメリットは非常に大きいと感じます。
やはり、税理士試験の合格に一番近いのは「TAC」または「大原」での通学講座だと思います。
僕の周りの税理士も、ほとんどがこのパターンです。
ただし、受講料がちょっと割高なので、5科目取得するまでには約80~150万円は覚悟する必要があります。
また、「TACと大原のどっちにしようか、、、?」と迷った場合は
「予備校の所在地が利用しやすいかどうか」で選ぶことをおすすめします。
税理士講座は毎年9月に開校します。
講義がスタートすると1年間ほぼ毎日のように予備校に通うことになるので「自宅に近いほうが良いのか?」「勤務先に近いほうが良いのか?」など自分が利用しやすい方を選ぶと良いと思います。
TACも大原も、多種多様な料金プランが用意されているので、ホームページでは本当に自分に合ったプランを探し出すのが難しいです。
ですので、資料請求して「紙のパンフレット」で各プランを確認した方が間違いがありません。
「TAC」の無料資料請求はコチラ ⇒ 税理士講座【資格の学校TAC】
「大原」の無料資料請求はコチラ ⇒ 税理士講座【資格の大原】
ケース②:資金=〇 勉強時間=△
資金にはある程度の余裕があるけど勉強時間が確保しづらい場合は、予備校に通う時間を節約できる「通信講座」がおすすめです。
①:「資格の学校TAC」または「資格の大原」の通信講座
②:「スタディング税理士講座(通信講座)」
・1科目1年の受講料は約15~20万円程度とちょっと割高。ただ、「1年2科目パック」といったプランを利用すれば受講料が割安になる。
・予備校から送られてくるDVDでの講義、またはインターネットでのオンライン講義で勉強するスタイル
・予備校に通う必要がないので好きな時に講義を受けられる
・誘惑の多い自宅で勉強するケースが多くなる
・勉強仲間ができにくいので孤独になりやすくモチベーション維持が難しい

・スマホを駆使して、日常のスキマ時間を利用して勉強できる
・短期合格を目標とした無駄の無いカリキュラム
・勉強を継続しやすくするための工夫が多い
・TACや大原の受講料の数分の一の価格で受講できる
・スマホ・パソコンでのオンライン講義で勉強するスタイル
・予備校に通う必要がないので好きな時に講義を受けられる
・誘惑の多い自宅で勉強するケースが多くなる
・勉強仲間ができにくいので孤独になりやすくモチベーション維持が難しい
ただここで注意して頂きたいのは、「TAC」「大原」のカリキュラムは試験範囲を網羅的に隅々まで学習できる内容となっている点です。
そのため、どちらかというと勉強時間がしっかり確保できる人に向いているというのが僕の印象です。
勉強時間が確保しづらい方が「TAC」「大原」を選択してしまうと、カリキュラムが消化不良になる恐れがあるので、毎年よく出題される論点を重点的に勉強するなどの工夫が必要となります。
その点、スタディングはもともと勉強時間が確保しづらい人に向けて、合格に最低限必要なカリキュラムで構成されています。
ですので、提供されるカリキュラムに集中すれば、消化不良になることなく合格に必要な知識が身につくように設計されています。
ケース③:資金=△ 勉強時間=〇
資金的にはあまり余裕がないが、勉強時間はしっかり確保できそうな場合は、
「スタディング税理士講座(通信講座)」 をおすすめします。
スタディングの主な特徴は上記②で説明したとおりです。
スタディング税理士講座はスマホ・パソコンで勉強するオンライン講座に特化しています。
大手予備校では各教室の家賃や講師の人件費などの「莫大な運営コスト」がかかりますが、スタディングはオンライン講座に特化しているので、莫大な運営コストが大幅に削減されています。
よって、カリキュラムの質を落とすことなく圧倒的な低価格を実現することに成功しています。
ケース④:資金=△ 勉強時間=△
資金的に余裕がなく、勉強時間も十分に確保できない場合は、
「スタディング税理士講座(通信講座)」 をおすすめします。
スタディングの主な特徴は上記②で説明したとおりです。
僕が受験していたころは、「資金」「勉強時間」ともに余裕がないという場合、税理士試験をあきらめざるを得ないことが多かったです、、、。
しかし、業界最安値のスタディングの受講料はTACや大原の数分の一です。
実際に、初学者の多くが選択する「簿記論」「財務諸表論」の2科目合計の受講料を見てみると
TAC 383,000円(税込)
大原 383,000円(税込)
また、近年スマホの発達によってオンライン講座が目覚ましい進歩を遂げており、実際にスタディングで官報合格(5科目合格)も出ています。

スタディングをHPでみて見る ⇒ スタディング税理士講座【公式】
その他の予備校・通信講座
資格スクール大栄(通学講座・通信講座)
資格スクール大栄は全国に100校以上の直営校がある大手予備校です。
受講できるのは「簿記論」「財務諸表論」「法人税法」「相続税法」「消費税法」の5科目のみとなります。
1科目1年の受講料は通学講座で約14~24万円、通信講座で約10~16万円。
クレアール(通信講座)
クレアールは50年以上の歴史がある老舗で、「非常識合格法」と呼ばれる学習範囲を合格に必要な論点だけに絞り込んだカリキュラムが特徴です。
受講できるのは「簿記論」「財務諸表論」「法人税法」「相続税法」「消費税法」の5科目のみです。
通信講座ですが、疑問点は講座担当講師にEメールで何回でも質問可能となっています。
1科目1年の受講料は約13~20万円と少し割高となっています。
資料請求する ⇒ クレアール【公式サイト】
LEC東京リーガルマインド(通学講座・通信講座)
LEC東京リーガルマインドは37年以上の歴史がある大手予備校で「司法書士試験」「行政書士試験」「公務員試験」で有名です。
税理士試験の講座については通学講座は新宿校のみで、基本はWEB通信講座となります。
受講できるのは「簿記論」「財務諸表論」「法人税法」「所得税法」「相続税法」「消費税法」の6科目のみとなります。
1科目1年の受講料は約10~15万円。
はじめての方はスタディングがおすすめ
始めて税理士試験にチャレンジされる方には「スタディング」をおすすめします。
その理由は2つありますので詳しく説明します。
理由①:途中で勉強をやめる可能性がある

あなたが途中で勉強をやめてしまう可能があり、その際の金銭的な損害をできるだけ小さくするために最初は価格が安い「オンライン通信講座」をおすすめします。
「途中でやめるなんて、いきなり失礼なこと言いやがって!」と怒られるかもしれませんが最後まで聞いてください。
先述のとおり、税理士資格は国内でも屈指の超難関資格!
ですので、その「学習ボリューム」「カリキュラムの難易度」は相当なものです。
また、それらの学習内容をこなすには膨大な時間と労力が必要となります。
ですので、多くの受験生が本番の試験まで勉強を継続できずに撤退していきます。
僕は大手予備校に6年間通っていましたので、仲間が途中で撤退していくのを間近でたくさん見てきました、、、。
勉強を撤退することで気になるのは「授業料の損失」です。
多くの受験生は1年目に簿記論と財務諸表論をセットで受講します。
超有名大手予備校の「TAC」や「大原」でこの2科目を受講すると1年の受講料は約40万円近くになります。
一方、業界最安値の「スタディング」で簿財2科目を受講すると、1年の受講料は約7万円です。
スタディング | TAC | 大原 | |
簿財2科目の受講料(税込) | 71,478円 | 383,000円 | 383,000円 |
万が一、あなたが1年目で勉強をやめてしまった場合、約30万円の差を大きいと感じるのは僕だけでしょうか?
税理士試験は全くの異業種から参入してくる人も多くです。
いざ勉強を始めてみると、「自分は税理士試験の勉強がどうしても好きになれなかった」という声もよく聞きます。
ですので、1年目は
・自分が税理士試験の勉強が好きになれるのか?
という適性を試すための「お試し期間」と思ってチャレンジすることをおすすめします。
そして1年間勉強した結果、「科目合格できた」あるいは「不合格だったけど合格まであと少しの点数だった」という場合は、今後も税理士試験を継続できる可能性が高いです。
その場合は、大手予備校も選択肢に入れて改めて方法を検討しても良いのではないかと思います。
あなたが万が一途中で勉強をやめてしまう可能性も考慮し、金銭的な損失をできるだけ小さくするためにも「初年度は格安のオンライン通信講座」で試してみることをおすすめします。
理由②:コロナ感染リスクを回避できる

これは初学者に限りませんが、通信講座で受講することにより新型コロナウイルスへの感染リスクが軽減できるというメリットがあります。
2020年に突如として発生した「新型コロナウイルス」は税理士試験にも大きな影響を与えました。
税理士試験では予備校の自習室で勉強することが常識でしたが、新型コロナウイルスによりその常識が覆されました。
実際に、ツイッターでは次のような声が多くみられました。





受験生にとって途中から「勉強する場所を変更」することは非常にストレスとなります。
これからは、自習室に頼らず勉強しなければならない時代になりました。
また2020年7月16日、国税庁は「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を踏まえた注意事項について」という文章をホームページに掲載しました。
そこには、次のように書かれています。
1.検温の実施、体調不良の方の受験
⑴ 試験当日の朝、各自必ず検温を実施した上で、自身の健康状態を確認してください。
⑵ 政府等から示されている感染症についての相談・受診の目安等を踏まえ、次に該当
する方は、他の受験者への感染のおそれがあるため、受験できません。
なお、これらを理由とした欠席者向けの再試験は実施しません。
① 感染症に罹患し、治癒していない方
② 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、37.5 度以上の発熱や咳等の風邪
症状のいずれかがある方
③ 感染症感染者(疑いのある場合も含む。)と接触があり、医師又は保健所等の指
示により試験日時点で自宅待機となっている方
④ 過去 14 日以内に政府から入国制限・入国後の観察期間が必要と発表されている
国・地域等への渡航歴がある方
⑶ 試験会場において、サーモグラフィー等による計測を行います。これらにより、37.5
度以上の発熱が認められた場合は、受験できません。
⑷ 上記⑵及び⑶に該当しない場合であっても、試験当日、体調が優れない方は、極力
受験を控えてください。
⑸ 試験当日、試験会場内において咳を繰り返すなどの症状が見られる方には、他の受
験者への感染のおそれがあるため、健康状態を確認した上で、受験を拒否又は停止す
ることがあります。
⑹ 試験中に体調不良を感じた場合は、直ちにその旨を試験官に申し出てください。(出典:国税庁HP)
新型コロナウイルスに感染している方はもちろんですが、当日37.5度以上の熱がある場合は受験できません。
また、咳を繰り返しているなどの症状がある場合も受験を拒否されたり、停止させられる可能性があります。
しかも、その場合の再試験は実施されません。
1年間勉強を頑張ってきて受験できないなんて、、、、1年を完全に棒に振ることになります。
これからの税理士試験は、当日の体調管理を今まで以上に気を付ける必要があります。
大手予備校の通学講座の場合は教室で講義を受けます。
そして講義がない時は自習室で勉強するというのが基本スタイルです。
特に、本番試験の直前期(6月~8月)になると自習室の人口密度が一気に高まります。
一方、通信講座であれば勉強する場所を自由に選択できるので「3密」を回避でき、感染リスクを軽減することが可能です。
「体調不良で試験が受けられない」という最悪の事態を避けるためにも、できるだけ感染リスクが軽減できる通信講座を選択することをおすすめします。
スタディングをHPでみて見る ⇒ スタディング税理士講座【公式】
どの科目から受験すればいいのか?

初めて税理士試験に挑戦する方は「簿記論」「財務諸表論」2科目同時に勉強を始めることをおすすめします。
税理士試験は次の11科目のうち5科目に合格する必要があります。
受験する科目の順番は決められていないので、自分が好きな科目から受験することができます。
①簿記論 ②財務諸表論(この2科目は必須科目)
【税法科目】
③所得税法、④法人税法(この2科目のどちらか1科目必須)
⑤相続税法、⑥消費税法、⑦酒税法、⑧国税徴収法、⑨住民税、⑩事業税、⑪固定資産税
税理士試験は1度に5科目すべてに合格する必要はなく、1年に1科目ずつ受験することも可能になっています。
では、初学の方に「簿記論」「財務諸表論」の同時学習をおすすめする「3つの理由」を解説します。
理由①:相乗効果が生まれる
簿記論の問題は「簿記の計算問題100%」で構成されています。
財務諸表論の問題は「理論問題50%」「簿記の計算問題50%」で構成されています。
つまり、どちらも「簿記の計算問題」が出題されるので学習範囲が重なっている部分が多いんです。
また、財務諸表論の理論を学習することで簿記の理解度も深まります。このように2科目同時に学習することにより相乗効果が生まれます。
理由②:汎用性がある
簿記・財務諸表に関する知識は「業界」「業種」「企業規模」を問わずどんな会社でも使えます。
ですので、転職しようが起業しようが一生涯使える汎用性が高い知識といえます。
万が一、途中で税理士試験を諦めてしまった場合でも、勉強した知識が無駄になることはありません。
理由③:簿記論・財務諸表論の合格率は高い
直近の税理士試験(令和2年)の合格率をみると、簿記論(22.6%)、財務諸表論(19.0%)と、全11科目の中で1位と2位になっています。

また、簿記論と財務諸表論の合格率の推移をみて見ると、近年上昇傾向にあります。

まず、簿記論か財務諸表論のどちらか「1科目」に合格することが何より重要です。
なぜなら、1科目に合格できれば「自分でも税理士試験に通用する」という自信に繋がるからです。
勉強を始めるタイミング
税理士試験は毎年必ず「8月」に実施されます(年1回)。

(出典:国税庁)
勉強をスタートするタイミングは各予備校・通信講座のカリキュラムがスタートする8~9月がベストです。
では、8~9月以外はダメかというとそうではありません。
十分な勉強時間が確保できそうなら、12月までに勉強をスタートさせれば次の税理士試験に十分間に合うと思います。
整理すると次のようになります。
①:2020年8~10月スタート ⇒ 2021年の試験に向けてベストなタイミング。
②:2020年11~12月スタート ⇒ カリキュラムに追い付けば2021年の試験に十分間に合う。
③:2021年1月~4月スタート ⇒ 1科目だけなら頑張れば2021年の試験に間に合う。
④:2021年5~7月スタート ⇒ 2022年試験を目指すのが良い。
もし、これを読んでいるのが2021年1~4月の間なら2021年8月の試験に間に合う可能性があります。
こちらは、スタディングの公式ホームページの「合格者の声」ですが、4か月の勉強で2科目合格された強者もいらっしゃいます。

合格者の声をもっとみて見る ⇒ スタディング税理士講座【公式】
今年1科目をゲットするのか?
それとも、2022年まで1年持ち越すのか?
1年に1度しか実施されない試験…
始めるなら今です。
まとめ
ケース①:資金〇 勉強時間〇⇒TAC・大原の通学講座
ケース②:資金〇 勉強時間△⇒TAC・大原の通信講座またはスタディング
ケース③:資金△ 勉強時間〇⇒スタディング
ケース④:資金△ 勉強時間△⇒スタディング
ケース⑤:税理士試験に初チャレンジの方⇒スタディング
・初チャレンジの方は「簿記論」「財務諸表論」同時学習がおすすめ
・学習開始は8~9月がベスト
「資金」「勉強時間」に着目して、社会人がどの税理士試験の予備校・通信講座を選ぶべきかを解説しました。
王道はやはり「TAC」「大原」の通学講座ですが、スマホの発展によって「オンライン通信講座」のレベルが格段に上がっています。
2020年に新型コロナウイルスという問題が現れ、今後はオンライン通信講座で勉強する方が増えるのではないかと予想されます。
どの予備校・通信講座を選ぶにしても、高額な支出になることには変わりありませんので、資料請求・無料講座をフル活用して自分に合ったものを選んでください!
最後までお読みいただきありがとうございます。
投稿者さん
大原の時間の達人良いですよ。
資金◯ 時間△ の方の選択肢に入れてみてはいかがですか?