こんにちは、はらすけです。
僕はFラン大学卒業後、限りなくブラックに近い中小企業に就職。
30歳から税理士試験の勉強を始め、36歳で税理士になりました。
2020年5月15日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、東証一部上場の「レナウン」が破綻しました、、、。
その他の企業の業績も悪化しており、既に人材の採用を控えるところが増えています。
残念ながら「コロナ就職難」に突入しそうな予感です、、、。
これから就職を控えているFラン大学生の方は、毎日不安な日々を過ごしているのではないでしょうか?
僕は「就職氷河期」に就活をしましたので不安な気持ちはよくわかります。
もし、自分がFラン大学生ならどうするか?
あくまでも個人的な意見になりますが、自分なりの「コロナ就職難対策」を考えてみました。
焦る気持ちばかりが先行し、何をしたらいいのか分からずネットサーフィンを繰り返している方はぜひ最後まで読んで下さい。
僕がFラン大学生なら取り組む「2つ」の対策
対策①:税理士試験の「財務諸表論」を勉強する

僕が今Fラン大学生なら、税理士試験の「財務諸表論(ざいむしょひょうろん)」の勉強を始めます。
「税理士」って何?
「財務諸表論」って何??
という方のために簡単に説明します。
「税理士」とは主に企業の税金や会計に関する業務のお手伝いをする仕事です。
ただし、税理士の仕事は国家資格である「税理士資格」が無ければ行うことができません。
税理士資格は、税金系・簿記系に関する「5つ」の科目に合格すれば取得することができます。
財務諸表論は税理士試験の簿記系科目の1つです。
※「財務諸表」とは貸借対照表や損益計算書など会社の業績を表す書類のことです。
この「税理士試験の財務諸表論」を勉強するメリットは2つあります。
メリット①:就活で強力なアピールポイントになる
「税理士試験の財務諸表論」は簿記系の資格の中でもかなり難易度が高い方です。
難易度を「日商簿記2級」と比べると、赤ちゃんと大人くらいレベルの差があると考えてもらってOKです。
「難しい資格を取らなくても、日商簿記2級くらい取得すれば十分なんじゃないの?」て思うかもしれません。
確かに、2019年までは有効求人率が「1.6倍」と売り手市場の状況でしたので、日商簿記2級を取得していれば就活で十分アピールできたかもしれません。
しかし、2020年3月の有効求人倍率は「1.39倍」にまで下がっています、、、。

出典:日本経済新聞
有効求人倍率が今後どう変化するのかは分かりません。
しかし、少なくとも学生に有利だった2019年までの就職活動をしていては危険な気がします。
なので、僕は難易度が高い「税理士試験の財務諸表論」を選択しました。
財務諸表論を取得することで、簿記・会計に関する高度な知識があるという証明になります。
大手企業の経理職で働く方でも、税理士試験の科目に合格者している人は少数だと思います。
なので、履歴書に「税理士試験の財務諸表論」が記載されているだけで、就活の際にかなり強力なアピールポイントとして使えます。
簿記に関する専門的な知識があることもメリットですが、それよりももっと重要なメリットがあります。
それは、難関資格取得という「目標に向かって継続的に努力できる人」という印象を与えることができる点です。
Fラン大学生に対する評価が低い理由は、学力が乏しいということにプラスして勉強というジャンルで継続して努力ができないと思われているからです。
勉強というジャンルで努力した経験がないFラン大学生にとって資格の勉強は苦痛かもしれません。
でも、難関資格を取得できたときの効果は絶大です。
就活で「ただのFランではない!」という点をアピールできます!
ちなみに税理士試験には簿記系科目に「簿記論」という科目もあります。
「簿記論じゃダメなの?」って思う人もいるかもしれません。
もちろん簿記論も難関なので就活でのアピール効果は絶大です。
ただ、簿記論は会計の具体的な「処理方法」を重点的に学ぶ科目です。
それに対し、財務諸表論は会計の具体的な処理方法に加えて、会計ルールに基づいた財務諸表の知識も学ぶことができます。
学べる範囲が広いという点で簿記論よりもお得なんです。
また、毎年の合格率を見ると簿記論より、財務諸表論の方が合格率が高い傾向にあることもあり、僕はこの資格を選びました。
メリット②:簿記は社会人にとって必須の知識
「簿記」は会社の資産、負債、利益を確認するために全世界で利用されているツールです。
また、会社だけではなく、家庭の会計簿や政府に至るまで「お金」に関する取引の記録は全て簿記を利用しています。
実際に会社に就職して管理職になると、会議で使用される「貸借対照表」「損益計算書」などの簿記の知識を必要とする資料を理解しておく必要があります。
また、自分が起業した場合、自社の経営状況をリアルタイムで把握しておく必要がありますし、毎年税務署に「決算書」を提出する義務があります。
このように、社会人歴が長くなると簿記の知識が必要になる場面が増えてきます。
ホリエモンも著書「99%の会社はいらない」で簿記の重要性について述べています。
なので、時間がある大学生の間に「税理士試験の財務諸表論」を取得しておくことは大きなメリットです。
対策②:プログラミングを勉強する

「プログラミング」とは「プログラム」を作る作業のことです。
また、「プログラム」とはコンピューターに出す「命令」のことを指します。
残念ながら、コンピューターは人間が話す言葉が理解できないので「プログラム専用の言語」で命令を出す必要があります。
あまり意識していませんが、身の回りにあるパソコン、スマホ、ゲーム、家電などあらゆるものがプログラムで動いてます。
小学校は2020年から、中学校では2021年からプログラミングが必修になりますし、「IT業界」は政府が最も力を注いでいる分野でもあります。
また、新型コロナウイルスの感染拡大により、WEB会議、オンライン授業、ネットショッピングなどプログラミングを必要とするITに関するサービスの需要がさらに高まっています。
そして2020年4月、IT業界の成長を象徴する衝撃的な出来事が話題となりました。
なんと「GAFAM」の時価総額が日本の東証1部上場企業2,169社の時価総額の合計を上回ったのです、、、。
GAFAMとは「グーグル」「アマゾン」「フェイスブック」「アップル」「マイクロソフト」のIT企業5社を指します。
このような背景もあり、IT人材の需要が高いにもかかわらず、人材の供給が追い付かないというのが今の状況です。

出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査(概要)」平成31年4月
人生が詰むのを避けるためには、自分がどの業界に身を置くのかがとても重要です。
残念ながら右肩上がりで成長している業界と、斜陽産業とでは同じ努力をしても結果が違ってしまいます、、、。
なので、今後も成長が見込まれる「IT業界」を無視することはできません。
ではどうすればIT業界に入れるのか?
それには、プログラミング技術の習得が必要となります。
「じゃ、どうやってプログラミングを習得すればいいの?」ってことですが
プログラミングスクールに通うことで習得することが可能です。
辛口のホリエモンも絶賛したプログラミングスクール「TECH::CAMP(テックキャンプ)」なら、初心者でも10週間でプロのスキルを身につけることができます(右のイケメンは社長)!

この対談動画はこちらから ⇒ TECH::CAMPの即戦力エンジニア養成プログラム【TECH::EXPERT】
「プログラミンはよくわからないけど、ちょっと興味あるかも、、、」という方は、まずはホリエモンとテックキャンプ社長との対談を見てみてはいかがですか?
もし、就活で苦戦したとしても「いざとなればプログラマーとして就職できる」という選択肢があるだけで、精神的にかなり楽になります。
僕なら時間がある今のうちに全力で「手に職」をつけておくことに努力します!
まとめ
その①:ライバルを圧倒でき、一生涯役に立つ「税理士試験の財務諸表論」を取得する
その②:成長が見込まれるIT業界も視野に入れ「プログラミング」をマスターする
今日ご紹介した2つの対策は、僕たちFランが最も苦手とする「目標に向かって継続して努力する」ことが必要とされます。
結局、何をするにしてもこの弱点を克服しなければ「最後は詰みます」
就職難の訪れは確かにピンチかもしれません、、、しかし弱点を克服できるチャンスでもあります。
「ピンチはチャンス」と捉え前向きに努力しましょう!
継続して努力ができなかった僕が、税理士受験生時代に発見した「簡単に勉強を継続できる方法」がありますので、良かったら参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメントを残す