【税理士試験】国税徴収法の難易度・合格率推移は?

国税徴収法の難易度「★★★☆☆」

国税徴収法の難易度は税法の中では簡単めの「3」です。

国税徴収法はミニ税法と呼ばれ、税法科目のなかでも学習するボリュームが少ない科目です。

問題構成は理論問題が100%です。

全11科目の中で出題が理論のみの科目は国税徴収法だけです。

「国税徴収法」は法人税・所得税・消費税などの国税の滞納があったときの処分、その他の徴収に関する手続の執行について定めた法律です。

また、実務において国税徴収法に関する知識が必要となるケースがあまりないので、法人税、所得税、消費税などのように、ある程度実務経験がある人が試験で有利になるようなこともありません。

したがって、税理士業界を全く知らない方であっても、ほぼ同じ条件で勝負できる科目ではないかと思います

さらに、学習するボリュームが少なく、簿記の知識も必要ないので税理士試験の最初の1科目に国税徴収法を選択する方もちらほらいます(少数派だとは思います)。

とはいえ、税法科目を受験する受験生はすでに複数科目合格をしている場合が多いので、受験生全体のレベルが非常に高くなっています。その中で上位約10%に入ることはやはり至難の業です。

直近の2020年(第70回)試験は・・・

 

出典:国税庁HP

国税徴収法受験者数 1,629人(全体の4.4%

全11科目受験者数 36,845人

選択必須科目である「所得税法(1,437人)」より多い受験者数となっています。

所得税法と比べると、実務上の利用頻度ははるかに低いのですが、国税徴収法の人気の高さがうかがえます。

国税徴収法の合格率

全11科目の合格率と比較すると「やや低め」の合格率で推移しています。

直近の2020年度(第70回)試験をみると

 

全11科目の合格率が17.3%国税徴収法が12.2

第70回試験では他の科目と比べてやや低い合格率となっています。

最後に

国税徴収法は実務での利用頻度は低いですが、学習ボリュームが少なく出題が「理論問題のみ」なので、初学者でも短期間で合格できる可能性もあります。

国税徴収法の合格率は、他の科目と比べると低い傾向にあります。

しかし、全体の合格率が15.5%(2019年)⇒17.3%(2020年)へと上昇傾向にあることは受験生にとっては嬉しいですね。

この10年間、税理士試験の受験生は大幅に減少していることもあり、今後は受験生を増やしたいという意図から、国税徴収法の合格率を上げてくるかもしれませんね!

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