【税理士試験】酒税法・住民税・事業税・固定資産税の難易度・合格率推移は?

酒税法・住民税・事業税・固定資産税の難易度「★★★☆☆」

酒税法・住民税・事業税・固定資産税は「ミニ税法」と呼ばれ、税法科目のなかでも学習するボリュームが少なく難易度は易しめの「3」です。

住民税・事業税・固定資産税は国が課税する「国税」ではなく、都道府県・市町村が課税する「地方税」に関する科目であるという特徴があります。

この4科目については実務での重要性が低いため、受験者数もかなり少ないマイナー科目となっています。

直近の2020年度(第70回)では

 

出典:国税庁HP

酒税法受験者数 446人(全体の1.2%

住民税受験者数 381人(全体の1.0%

事業税受験者数 335人(全体の0.9%

固定資産税受験者数 874人(全体の2.4%

全11科目受験者数 36,845人

4科目合計しても全体の5.5%と「マイナー科目」です。

しかし、税法科目を受験する受験生はすでに複数科目合格をしている場合が多いので、受験生全体のレベルが非常に高いです

その中で上位約10%に入ることはやはり至難の業です。

酒税法

問題構成は酒税法は理論問題が30%計算問題が70%です。

酒税法は酒税の賦課徴収・酒類(アルコール分1度以上の飲料)の製造及び販売業免許等を定めた法律について問われる科目です。

簿記の知識を必要としないので、税務・会計について全くの未経験者でも受験可能な科目です。

住民税

問題構成は理論問題が50%計算問題が50%です。

住民税は個人および法人の所得(儲け)に対して都道府県、市町村が課す税金(地方税)について問われる科目です。

簿記の知識を必要としないので、税務・会計について全くの未経験者でも受験可能な科目です。

事業税

事業税は理論問題が55%計算問題が45%です。

事業税は、個人および法人が行う事業活動の所得(儲け)に対して都道府県が課す税金(地方税)について問われる科目です。

固定資産税

固定資産税は理論問題が50%計算問題が50%です。

固定資産税は、固定資産(土地や建物など)の所有者に対して市町村が課す税金(地方税)について問われる科目です。

簿記の知識を必要としないので、税務・会計について全くの未経験者でも受験可能な科目です。

酒税法・住民税・事業税・固定資産税の合格率

 

酒税法の合格率

全11科目の合格率と比較すると「やや低め」の合格率で推移しています。

直近の2020年度(第70回)試験をみると、

・全11科目の合格率が17.3%

・酒税法が13.9

第70回試験では他の科目と比べてやや低めの合格率となっています。

住民税の合格率

全11科目の合格率と比較すると「やや低め」の合格率で推移しています。

直近の2020年度(第70回)試験をみると、

・全11科目の合格率が17.3%

・住民税が18.1

第70回試験では他の科目と比べ高い合格率となっています。

事業税の合格率

全11科目の合格率と比較すると「やや低め」の合格率で推移しています。

直近の2020年度(第70回)試験をみると、

・全11科目の合格率が17.3%

・事業税が13.1

第70回試験では他の科目と比べてやや低い合格率となっています。

固定資産税の合格率

全11科目の合格率と比較すると「やや低め」の合格率で推移しています。

直近の2020年度(第70回)試験をみると、

・全11科目の合格率が17.3%

・固定資産税が13.5

第70回試験では他の科目と比べてやや低い合格率となっています。

最後に

酒税法・住民税・事業税・固定資産税は国税徴収法と同様に実務での重要性が低いです。

ですので、「1年間ガッツリ勉強する」意味があるのかどうかを考えると、少し疑問な科目だと思います。

この4科目については「どうしても勉強したい!」という強い思い入れが無いのであれば、受験は避けるべきではないかと思います。

僕はこの4科目を全く勉強していませんが、約10年実務をしていて困ったことは一度もありません。

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