・リクルートエージェントを使った方の実体験を知りたい
・転職エージェントを使っての具体的な転職活動を知りたい
・転職エージェントを上手く活用するコツを知りたい
初めての転職活動・・・
失敗したくないし、自分が希望する条件の企業に無事内定をもらえるのか不安でいっぱいだと思います。そんな転職者をサポートしてくれるのが「転職エージェント」です。
今や転職活動において、転職エージェントの利用は必要不可欠になりつつあります。
この記事では、最大手の転職エージェント「リクルートエージェント」を利用して
に転職された30代男性の体験談を紹介しています。
リクルートエージェントは誰でも「完全無料」で利用できる、最大手の転職エージェントです。
この体験談を読めば、転職エージェントを上手く活用するコツを知ることができるので、初めての転職活動を失敗することなく、スムーズに行うことが出来るはずです。
ぜひ最後までお読みください。
転職当時のプロフィール
・32歳(男性)で既婚。
・日商簿記2級・建築簿記2級を保有。
・経理職は22歳(大学卒)から10年ほど経験。
転職しようと思った理由
私の転職のきっかけとなったのは「リーマンショック」です。
現在、コロナで苦しんでいる業種も多いと思いますが、リーマンショックも大変大きな売上の落ち込みを招きました。
その事によって、会社は存続の危機に陥りました。
会社は「休業」「残業規制」「手当カット」等の人件費削減を積極的に行っていました。
その結果、私の収入は半分以下になり、生活していく事が出来なくなったことが転職を決意した理由です。
リクルートエージェントを選んだ理由

(出典:リクルートエージェント公式HP)
転職をするに当たって「リクルートエージェント」という転職エージェントを利用しました。
転職先を選ぶ際、規模・業種・職種・年収・福利厚生等の色々な基準があると思いますが、私は、「職種(経理職)」と「年収」を重視しました。
しかし、不況下で自分が望む年収を確保するのは、非常に大変なことだと痛感しました。
そこで、求人案件数が圧倒的に多い、転職エージェント大手の「リクルートエージェント」に転職支援をお願いしました。
リクルートエージェントは、全国に展開しており大手企業の案件が多いことから、年収UPが見込めるのではないかと思いました。
初めての転職ということもあり、転職のノウハウはキャリアアドバイザーに一から教えて頂く事になりました。
転職エージェントを選ぶ際には、やはり自分の住居の近くにあるという事が大切だと感じました。
なぜなら、相談に乗ってもらい易いですし、地元の企業とのパイプを持っておられるという事は重要だと思うからです。
転職活動についての体験

内定が出るまでの道のり
実際の転職活動は、まず10社に書類選考を依頼しました。
履歴書・職務経歴書に関しては、全てキャリアアドバイザーの指導の元で作成しました。
実際、かなり有益なアドバイスを頂けます。
私の場合は、「職務経歴書の内容を良く見せる方法等」を指導して頂きました。
作成した職務経歴書はPDF化し、応募企業に提出して書類選考を行ってもらうという流れでした。
一番初めに応募した企業10社のうち、数社が書類選考を通過し1次面接へと進むことが出来ました。
そして、全ての1次面接がほぼ終わると、キャリアアドバイザーは次の案件情報をメールで送って来ました。
キャリアアドバイザーとの連絡はメールでのやりとりが中心で、面接を継続しつつ、新たな案件に興味があるか、無いかを返信すると言った日々を過ごしました。
転職活動として助かった事と言えば、キャリアアドバイザーが自分の応募する企業がどのような面接をするのかの情報を収集しており、その情報を私に提供して頂ける事でした。
その内容によって事前に面接の準備が行えるという事は大きな利点でした。
転職活動期間は「約2カ月」でした。
選考は多くの企業が
という流れで行われ、ほとんど筆記試験はありませんでした。
面接の結果が頂くまでの期間は、それぞれ約1週間と言った感じです。
内定を頂くと、その企業に入社するか否かを1週間以内に返事をするというルールがありました。
内定先は上場メーカー、年収は1.5倍に
内定先は「上場メーカー、売上高3,000億円、従業員5,000人」です。
私はいくつも存在する工場のうち、一つの工場の経理部門長というポジションでした。
年収は約1.5倍になりました。
人間関係に関しては、とにかく少人数で業務を行っていくという事もあり、数人の部下と違う工場の部門長が上司と言った関係でした。
部下といっても正社員は1名だけで、その他の2~3名は派遣社員で行うという形態をとっていました。
部下とは、頻繁に話を交わすというよりは、個々で黙々と仕事をするという形でした。
上司においては、違う工場で勤務をされているので、電話で指示を頂き一か月に一度行われる工場の経理部門長が集まる会議の時に、話をする程度の関係でした。
勤務時間としましては、大企業という事もありフレックス制が導入されていましたが、ほとんどその制度を利用する事は無く、朝8時から夜10~11時まで仕事に忙殺されるといった感じでした。
更に、月の初めには経理資料を作成するといった業務が立て込むので、工場に泊まって勤務をするという事も珍しくはありませんでした。
この業務の立て込みに関しては、どの工場でも同じような状態でした。
この会社では、泊まって仕事をするというのは、珍しい事ではありませんでした。
今の「働き方改革」の中ではありえない勤務状態でしかが、その当時は働いた分の残業時間(深夜手当)も付きましたので、年収アップという希望は叶いました。
スムーズに前職を退職できた
前職の退職に関しては、会社のリ-マンショックで少しでも人員を減らしたいという会社の意向と、私の辞めたいという意向が合っていた為、非常にスムーズに退職手続きを進める事ができました。
引継ぎに関しても常日頃から業務のマニュアル化を進めている企業だったので、少しの期間で引き継ぐ事ができました。
リクルートエージェントの「良かった点」と「悪かった点」
良かった点
求人の内容に関しては、年収と仕事内容が記載されている書類が手に入りますので、面接を望む企業を選び易いという利点がありました。
特に「従業員何人以上の会社を指定」といった方法もとれましたので、色々な条件で求人情報を提供して頂ける点は大変助かりました。
キャリアアドバイザーの知識としては、経理の内容は多少ある程度でした。
専門に経理と言うよりは、幅広く色々な業種・職種の知識があると言った方々が担当になって頂けました。
履歴書・職務経歴書は、非常に熱心に添削をして頂けました。
書類選考から始まる企業が大部分なので、履歴書・職務経歴書の出来は非常に重要です。
キャリアアドバイザーに添削して頂いたおかげで、企業の方に魅力的な人材であると感じて頂ける資料が出来ました。
年収交渉・面接対策のサービスも熱心に行って頂き、特に年収交渉は自分では行いにくいので転職エージェントを利用する一番の利点だと思いました。
悪かった点
転職者が実力以上の経歴の持ち主と、企業に思われてしまう点だと思います。
キャリアアドバイザーは如何に多くの転職希望者を入社させるかが、自分の成績となり給料等に直結します。
その為、転職者を企業に売り込むという作業が当然発生します。
私が利用させて頂いたリクルートエージェントも、私のことをかなり仕事が出来ると人材として、企業に売り込んでいた印象があります。
確かに、その当時で既に経理として10年のキャリアを積んではいました。
しかし同じ経理でも会社・業態が違えば、その違いに慣れる期間が必要ですが、その期間を非常に少なく考えられてしまう事になりました。
実際、私も新しい職場の引継ぎは1週間もありませんでした。
それから入社後のフォローが無く、入社させてしまえば業務終了という形でした。
やはり転職前と後では、少しは待遇の条件が相違はあり、業務内容も聞いていた事と違うという事がありますので、そこをフォローをして頂けなかったのは少し残念な点です・・・。
今回の転職は自分にとって成功?失敗?
年収が大幅にアップしたという点では成功でした。
しかし、残業面でキャリアアドバイザーの提示内容は、残業は1日1~2時間という事でしたが、実際はあまりにも残業が多く待遇が良く無かったという事を考えると、失敗だと思っています。
転職をする際、その会社に長く勤めたいという気持ちの方が多いと思いますし、私もそう思っていました。
しかし、泊りの勤務・土日も突発的に出社しないといけない等の状態は、40歳・50歳と年齢を重ねると対応できないと思いました。
残業面について、もっとしっかり確認をしなかった私も悪いと思いますが、もう少ししっかりと提示内容は正確性をもって頂きたかったというのは、正直な感想です。
ただ、転職エージェントは転職をするには、非常に有効な方法の一つである事は間違いないと思います。
ですので、全てを転職エージェントに任せてしまうのではなく、自分でも入社予定の会社について十分に把握する事が、転職エージェントを上手く活用するコツだと思います。
転職は人生の中でも大変重要なイベントの一つです。
特に、あなたが転職活動で重視している項目について、自分が納得できるまで確認することを怠らなければ、きっと希望の内定先を手に入れることができるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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