ブラック回避!経理転職で事前に調べておきたい会社の内部情報「6選」

お悩み
経理職に転職したいがブラック企業は避けたい。

でも、給料や福利厚生以外に会社の何をチェックすればいいの?

この記事では、経理転職においてブラック企業を見分ける会社の内部情報「6個」を解説しています。

執筆は、経理一筋20年以上、上場企業と中小企業あわせて3社を経験している「ベテラン経理マン」にご協力いただきました。

苦労して念願の経理職に就いて「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、ぜひ最後までお読みください。

頭の片隅にこの記事の内容があるだけでも効果ありますので!

では、さっそく解説します。

 

①同年代の従業員がいるか

働くうえで、在籍している従業員の年齢構成は重要です。

自分と近い年代の従業員は、趣味や価値観など共通点が多く、仲良くなれる可能性が非常に高いです。

・同じくらいの子供がいる
・学生時代にハマっていたテレビ番組が同じ
・好きなお笑い芸人・歌手・ユーチューバーが同じ

仕事の合間に、共通の話題で話せる相手がいるだけでも、職場環境は格段に良くなります。

また、同年代の従業員は困った時の良き相談相手となるケースも多いです。

逆に、自分の年齢と周りの従業員との年齢がかけ離れているとどうでしょうか?

自分が30歳で、周りの従業員が全員50代の場合を想像してみて下さい。

趣味や価値観など、様々な面が自分とは合わないことも多いはずです。

経理職は会社から外出することも少なく、事務所で経理部のメンバーと朝から晩まで一緒に過ごすことが多い職種です。

年代が離れすぎていると、周りの従業員の話題についていけない時も多く「孤立」しやすくなります。

周囲から孤立すると、いつも自分の悪口を言われているのではないかと不安になり、仕事に集中できなくなるケースもあります。

その結果、会社を辞めたくなることも…。

見落としがちですが、職場に同年代がいるかどうかは経理転職において重要なポイントです。

 

②「家族経営」を強く打ち出していないか

「家族経営」を強調している会社には注意が必要です。

家族経営って「社員の仲が良いのでは?」「困った時に助けてくれるのでは?」と期待しがちですが、良いことばかりではありません。

私が実際に経験した困った事例は次の通りです。

・クラブ活動に強制参加
・旅行に行くと「お土産配り」が半強制的
・残業の申請が出来ない

クラブ活動に強制参加

会社仲間でのクラブ活動が盛んな会社があります。

それ自体は問題ないのですが「強制参加」ということも結構あります。

クラブ活動は土日に行われるケースが多く、その後の飲み会に強制参加ということも珍しくありません。

この時点で休みが丸一日減ってしまいます。

子育てや趣味など自分の時間を確保したい方にとって、クラブ活動という名の休日出勤は避けたいものです。

旅行に行くと「お土産配り」が半強制的

誰でも、有休休暇を利用して「家族旅行」に行くことがあります。

その際、会社によっては半強制的に「お土産を配る風習」があったりします。

しかも、従業員に一人一人お礼を言いながら…。

本来、有休休暇は理由に関係なく自由に使用出来るものです。

しかし、家族経営では会社の一体感を大切にするので、他の従業員への気配りには非常にうるさいです。

これでは、かえって疲れてしまいます。

残業の申請が出来ない

「1時間ぐらいの残業はサービスしてねっ♡」と言う恐ろしい言葉が飛び交うことよくあるのが家族経営の特徴です。

・会社は家族みたいなもだから細かく残業を申請するなんて…
・たまに社長からお菓子とか頂いているという恩義もあるし…

このような理由から、当たり前であるはずの「残業申請がしにくい雰囲気」が醸し出していることがあります。

確かに、社長や幹部の方々に良くしてもらうことと、残業申請は切り離して考えたい所です。

しかし、変な団結感で自分を犠牲にしなければいけないという風潮は考えものです。

家族経営はにはもちろん良い所も沢山ありますが、それが度を過ぎると苦痛になってきます。

面接の時や、社員の書き込み等であまりにも「家族経営」を強く打ち出していたら注意が必要です。

 

③役員が全て同じ名字ではないか

会社案内などに取締役が全て同じ名字のケースがよくあります。

つまり「同族会社」です。

決して、同族会社が全てブラック企業とは限りません。

ただし、次の事は確実です。

・どんなに仕事を頑張っても部長以上の出世はできない
・一族に嫌われたら一生出世はあり得ない

同族会社が役員を一族で固めることはほぼ確実。

同族会社では「一回も会社で会ったことのない方が監査役」だったり、「80歳を超えていても専務」ということが普通にあります。

どんなに成績を上げて優秀でも、一族以外は絶対に役員になれません。

当然、仕事へ対するモチベーションは下がりますし、ある一定の役職に就いてしまったらその上は、諦める必要があります。

また、一族が全ての「人事権」を握っています。

ちょっとしたことで、一族の逆鱗に触れたら最後、一生出世は見込めません。

出世できないだけならまだしも、左遷(冷遇)されて会社を辞めなければいけないケースもあります。

また、同族会社では一族の方が必ず社長を歴任されるので、血筋だけで社長になれてしまいます。

なので、時に無能な人が会社経営を行うケースも発生します。

このような事態を避けるため、「創業者一族から社長を誕生させない」という規則を設けている大手企業もあるくらいです。

一族が重要ポストを歴任することは、会社の風通しも悪くなるので、ブラック企業になる可能性が高いといえます。

 

④「定年制がない会社」ではないか

定年が無く、長く働ける会社は素晴らしいと勘違いしがちです。

高齢者の中には、まだまだ元気で戦力になる人もいれば、限界の人もいます。

もし、自分が30~40歳の働き盛りになった時、会社に60~70歳の方がたくさん在籍していて、かつIT知識が全く使えなかったとしましょう。

ITに弱いアナログな会社では、手書きで資料を作り、資料のまわし読みを行うなんてことも珍しくありません。

しかし、税制・会計基準の改正や、IT機器の進化に伴い、会社はその都度対応を迫られます。

従業員の多くがITが苦手な高齢者だと、その対応に苦労するでしょう…。

こんな事を書くと高齢者差別だと言われるかもですが、人間は確実に歳をとり衰えていく運命にあります。

そもそも会社は営利目的で設立されていますので、従業員が「働ける」「働けない」の判断は、会社がすべき重要な仕事です。

確かに、会社に有益な人だけを残すのは非常に難しいことです。

しかし、これをうやむやにしている会社では、高齢で生産能力が落ちてしまった従業員の給料を稼ぐために、若い従業員が2倍も3倍も働く結果となります…。

定年制が無いことは一見素晴らしい会社のように感じますが、世代交代が進まず、30~40歳の働き盛りの従業員の士気を下げるというデメリットがあります。

ですので、定年制の有無は入社前に必ずチェックしてください。

 

⑤1日の稼働時間が短くないか・会社カレンダーではないか

1日の稼働時間が短ければ、うれしいことと思いがちですが、一週間に働ける時間は決まっています。

つまり、1日の稼働時間が短いということは、裏を返せば「出勤日数を増やせる」ということです。

「完全週休2日・祝日は休日」と明記されていれば問題はありませんが、「休日は会社カレンダーによる」と記載されていたら要注意です。

入社して会社カレンダーに目を通すと…

・祝日が休みではない
・完全週休二日でなく、時によって週休二日になっている

など、会社の繁忙期と閑散期に合わせた出勤体系になっていることが結構あります。

1日の稼働時間が少ない場合は、会社独自のカレンダーの有無を確認し、実際の会社カレンダーを見せてもらうなどの事前チェックをして下さい。

 

⑥ホームページは更新されているか

会社を選ぶ際、ホームページが頻繁に更新されているかどうかも重要なポイントです。

ホームページには会社の様々な情報が記載されています。

・売上高
・従業員数
・その他募集要

しかし、売上高が数年前の数字であったり、従業員募集の記事が既に終了している内容だったりというケースがあります。

この様な会社は次の事が危惧されます。

・社内SEがいるのか
・社外にしっかり情報をアピールできているか

ホームページを更新するのは、社内SE(パソコンに強い人)が担当します。

ホームページが頻繁に更新されていない会社は、パソコンに強い人がいない可能性が高いです。

つまり、パソコン関係の操作を助言をしてくれる従業員が皆無なのです。

その様な場合は、自分のパソコン周りの業務を自ら行わなければならず、自分の業務に支障が出る可能性があります。

また、ホームページは求職者や取引関係者がアクセスする重要なもの。

ホームページは「会社の顔」と言ってもいい存在です。

ホームページの更新を行わない会社は、自社のアピールはもちろん、色々なことに気が配れていないと思っていいです。

転職活動においてホームページの更新頻度は見落としがちですが、企業の良し悪しを判断するうえで非常に参考になります。

 

情報収集は転職エージェントに任せるのがベスト!

転職活動は現在の会社に勤務しながら行う場合がほとんど。

今回ご紹介した、会社の内部情報「6個」を自力で調査するのは無理という方も多いと思います。

自分で調べるの自信がないなぁ…

という方は、転職エージェントの活用を検討してみてください。

転職エージェントは採用側企業と頻繁に情報交換しているので、求人票やホームページでは知ることができない内部情報を持っています。

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まとめ

事前に調べておきたい会社の内部情報「6選」
①同年代の従業員がいるか
②家族経営を強く打ち出していないか
③役員が全て同じ名字ではないか
④定年制がない会社ではないか
⑤1日の稼働時間が短くないか・会社カレンダーではないか
⑥ホームページは更新されているか

求人票の年収や福利厚生に目が行きがちですが、隠れた落とし穴があるので注意が必要です。

この記事が、経理への転職を目指す方々の参考になれば幸いです。

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