【目指せ書類通過!】経理未経験者でも職務経歴書で自己PRできるポイント「7選」

未経験で経理に転職するとき、最初に立ちはだかる壁が「書類選考」です。

転職したい企業に履歴書・職務経歴書を提出し、書類選考を通過すると面接へと進みます。

「書類通過なくして内定なし」

経理職は専門性の高さから、経験者が圧倒的有利な職種。

そのため、未経験者が書類選考の段階で数十社に落とされることも少なくありません…。

しかし、自己PRの書き方次第では経理未経験でも企業の目に留まる可能性も十分あります。

この記事では、経理未経験者が書類選考を突破するための「自己PRのポイント」について解説しています。

この記事を書いているのは、上場企業を含む3社で合計20年以上経理をしている現役のベテラン経理マンです。

これから経理職に転職したい!

なかなか書類選考に通らない!

という方はぜひ参考にして下さい。  

① 経理に興味を持った経緯を具体的に書く(志望動機)

他業種から経理職への転職となると、いかに現在行っている仕事内容と経理業務を結びつけるかがポイントになります。

現在の職種が営業職なら、お客様との取引の中で「請求書や見積書」に触れる機会も多いと思います。

そこを起点として、経理に興味を持った経緯をアピールすると効果的です。

営業職の場合
・自分が販売している商品の利益額が知りたくなった。

・商品を提案している間に「数字」というものに興味がわいてきた。

また、現在が製造業でしたら、製造過程で「材料の廃棄」や「加工の不良品」が発生するかと思います。

そこを起点として、経理に結びつけることができます。

製造業の場合
・自分が製造している製品の原価が気になり始めた。

・どれだけ製造すれば利益が出るようになるのか興味を覚えた。

ただ、「簿記を取得したから経理をやってみたい」では他のライバルに埋もれてしまします…。

現在の職種経験から、どのような経緯で経理職に興味を持ったのか「具体的なストーリーを描く」ことで、ライバルとの差別化ができ、採用担当の目に留まりやすくなります。

もしかすると、あなたと同じような経緯で経理職に転向した採用担当者がいるかもしれません。

人は自分との共通点があると興味を持つものです。

現在の業務と経理職を結びつける内容を具体的に記載して、経理に対する「熱い思い」を伝えましょう。

 

② 業務を改善・工夫した体験談を具体的に書く

これまでの社会人経験の中で、改善や工夫した経験があると思います。

特に、「成功した理由」を職務経歴書に事細かに書くと効果があります。

自分が「何かを考えて常に仕事をしているのか」「創意・工夫をしながら業務をしている」という点を具体的にアピールすることで、採用担当者の目に留まりやすくなります。

具体的な例文は次の通りです。

営業職の場合
今までは取扱商品の機能UPを具体的に先方に伝えきれていなかった。

そこで全社員に実際に使用してもらって感想を集めて分析した。

生きた感想を基に商品アピールしたことで、商品の売上を1.5倍に伸ばすことがでた。

製造業の場合
製造過程の最終段階で、破棄する材料が出ることが課題だった。

そこで、材料の「大きさ・種類」をまとめて管理をするように変更したら、普段なら破棄しなければならない材料から新たな製品が誕生した。

原価がほぼゼロなので利益率の向上に貢献することができた。

経理は、意外と改善・工夫をする機会が多い職種です。

税制や会計基準などの法律が変わったり、会社のステータス(上場など)が変わったりすると、ゼロから色々な仕組みを構築していく必要があります。

改善や工夫をしたり、場合によってはゼロから新しい仕組み構築する素質があることをアピールしてみましょう。 

 

③ 仕事のポリシーを書く

人それぞれ仕事に関して「ポリシー(方針)」があると思います。

実は、仕事のポリシーは書類審査で強力な自己PRにすることが可能です。

例えば、営業職のポリシーを紹介すると次のようになります。

上司へ資料を提出する時は、「先読み」して資料作成しています。

なぜなら、忙しい上司が短時間で意思決定できるようにするためです。

例えば、ある商品につて今月の売上高を出すように指示があったとします。

その場合、私は「売上結果」「分析資料」「来月の戦略案」の3つ資料を作成します。 売上高の結果数字を提出すると、「何故そのような数字になったのか」「来月以降、売上高を伸ばすための具体策」と質問が来ることが想定されます。

上司の考えや行動を先読みして資料提出することで、上司の意思決定スピードが速くなり、企業の機会損失を減らす効果が見込めます。

よって、上司へ資料を提出する時は「先読み」して資料作成することにしています。

一度の指示で、かゆい所に手が届く行動ができる人材は、企業にとって非常に貴重です。

「自分を部下や同僚にしたらすごく役に立ちます」という点を仕事のポリシーで徹底的にアピールしましょう。 

 

④ 経理に役立つ所持資格や挑戦していることをアピール

「簿記資格」は経理としての実力を測る上で重要な指針となります。

当然、難関資格を所持している方が経理転職では有利になりますが、日商簿記2級以上を所持していれば、経理を行うための基礎知識があるとみなされます。

しかし、中には日商簿記2級を勉強中という方もいらっしゃると思います。

その場合は、勉強中であることも積極的に職務経歴書に書くことをオススメします。

前回、市販のテキストのみの独学で日商簿記2級を受験しましたが、68点で惜しくも不合格でした。
次回は絶対に合格したいと思っており、現在は資格学校に通って勉強中です。どんなに忙しいときでも1日に1時間以上は必ず勉強しています。

少しでも即戦力になれるように準備していることをアピールすることはとても大切です。

また、簿記関係の資格だけではなく「FP資格」「MOS資格(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)」「英語関係の資格」は、経理職でも必要となる可能性が高いので、所持しているなら必ず記載してください。

 

⑤会計ソフトが使えることをアピール

資格ではありませんが、「会計ソフト」の操作ができればアピールに使えます。

なぜなら、ほぼ100%の会社で帳簿作成のために会計ソフトを利用しているからです。

経理職の転職で経験者が強い理由として、会計ソフトを使えるという点が大きいです。

会計ソフトは会社によって様々なメーカーのものを利用していますが、会計ソフトの仕組みはどのメーカーも基本的には同じです。

なので、どのメーカーでもいいので操作をマスターしておけば、他のメーカーの会計ソフトにも対応できます。

会計ソフトの使い方をマスターする方法はとてもカンタン。

「ただひたすら触りまくる」ことです。

では、どの会計ソフトがおすすかというと、インターネットに接続してデータをネット上に保存する「クラウド」を利用した会計ソフト。

近年、どんどん利用企業が増加しています。

(出典:㈱MM総研

クラウド型会計ソフトの中でも、導入シェアが多い次の3つの中から、どれか1つを選んで慣れておけばOKです。  

(出典:㈱MM総研

1位「freee」 、2位「MF(マネーフォワード)クラウド」、 3位「弥生会計 はいずれも無料体験が可能です。

会計ソフト名
freee
MF(マネーフォワード)クラウド
弥生会計
シェア 1位 2位 3位
無料体験 あり あり あり
無料体験期間 30日間 30日間 60日間
利用料金

個人用:月額980円~

法人用:年間23,760円~

個人用:月額980円~(確定申告)

法人用:月額3,980円~

個人用:無料(やよいの白色申告 オンライン)

個人用:年間8,000円~(やよいの青色申告 オンライン)

法人用:26,000円~(弥生会計 オンライン)

備考 簿記知識がなくても入力が簡単にできる。 入力にはある程度の簿記知識が必要。 「やよいの白色申告オンライン」はずっと無料で使える。
公式HP freee MF(マネーフォワード)クラウド

弥生会計

 

オススメは弥生会計の「やよいの白色申告オンライン」

個人事業主用(白色申告)の会計ソフトですが、「すっと無料」で利用できます。

「会計ソフトなんて全く触ったことが無い…」というのは、経理への転職でかなりマイナスです。

まずは、自分の家計簿を会計ソフトで作ることからチャレンジしてみましょう。

 

「やよいの白色申告オンライン」に申し込む ⇒ 弥生会計【公式HP】

 

⑥ 自分のキャッチコピーを作る

書類選考では、採用担当者に印象づける「キャッチコピー」があると効果的です。

なぜなら、人気企業には求職者からたくさんの履歴書が送られてきて、膨大な書類を読んで候補者を選考しなければならないからです。

人気企業の採用担当者が、すべての書類を隅から隅まで読んでいるとは考えづらいです。

文章量が多い書類が優れていて、選考に通りやすい訳ではありません。

キャッチコピーがあれば、短時間で自分の印象を採用担当者に伝えることができます。

私は次のようなキャッチコピーを職務経歴書に書きました。

私は「接着剤の○○」と呼ばれています(○○は自分の名前)。

私には協調性があり、話をまとめるのが上手いという特技があります。

経理は他の部署から数字を頂き協力して作業をする事が多い部署です。

計算間違いやフォーマットが違うという理由で、申請書等の再提出をお願いする機会も多く「煙たがれる部署」でもあります。

その度に、もめていたら業務が進みません。

そこで私は、色んな部門の方の意見をまとめて最適な申請書等の流れを作成しています。

これにより、営業・経理・アシスタント等の皆さんがストレス少なく仕事ができるようになりました。

「価値観が違う人たちをつなぎ合わせる」

これが私の特技であり、「接着剤」と呼ばれている理由です。

この様なインパクトのあるワードは、面接に進めた場合も大変有益に働きます。

自分の長所を一言で表現できる「キャッチコピー」を職務経歴書に盛り込んじゃいましょう。

 

⑦読まれる文章構成で書く

自分の意思を短い文章で、的確に伝えるられる文章は自己アピールに効果的です。

日頃からたくさんの履歴書や職務経歴書を読んでいる採用担当者。

長くて読みづらい職務経歴書より、短くて読みやすい職務経歴書の方が好感を持ってもらいやすいのは当然ですよね。

説得力があって読みやすい文章が書ける人は、会話も上手な場合が多いです。文章は「コミュニケーション能力」を測るバロメーターともいえます。

経理職は他の部署や金融機関、取引先など何かと電話やメールが多く、コミュニケーション能力の高さが求められます。

なので、採用担当者は文章力でコミュニケーション能力をチェックしているのです。

でも、説得力のある読みやすい文章ってどうやって書けばいいの?

という方は、まず「PREP法」を覚えるといいですよ。

PREP法は主にビジネスシーンで用いられる文章構成方法であり、簡潔かつ説得力のある文章を作成する際に用いられる。

PREP法における「PREP」とは以下の

P=Point(結論)
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(結論を繰り返す)

の頭文字を取っている。最初に結論を伝え、次にその理由を説明、事例で理由を補強し、最後に結論を再度提示するストーリーを展開する。

出典:ウイキペディア


実は、上記③仕事のポリシーを書くのところでご紹介した例文もPREP法で書かれています。

結論 上司へ資料を提出する時は、「先読み」して資料作成しています。
理由 なぜなら、忙しい上司が短時間で意思決定できるようにするためです。
具体例

例えば、ある商品につて今月の売上高を出すように指示があったとします。

その場合、私は「売上結果」「分析資料」「来月の戦略案」の3つ資料を作成します。 売上高の結果数字を提出すると、「何故そのような数字になったのか」「来月以降、売上高を伸ばすための具体策」と質問が来ることが想定されます。

上司の考えや行動を先読みして資料提出することで、上司の意思決定スピードが速くなり、企業の機会損失を減らす効果が見込めます。

結論 よって、上司へ資料を提出する時は「先読み」して資料作成することにしています。


「覚えてられないよ!」という方は「結論を先に書く」だけでも、かなり読みやすい文章になりますのでお試しください。

とはいえ、自分が書いた文章が読みやすいかどうかって、自分では良く分からないもの。

そんなときは転職エージェントに相談してみましょう。

転職エージェントは、職務経歴書の書き方指導も行っているので、あなたが書いた職務経歴書を第三者目線で添削してくれます。

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冒頭にも言いましたが「書類通過なくして内定なし」です。

経理未経験者は特に、職務経歴書をしっかりと作りこむことが重要。

文章構成まで意識しているライバルは少ないので、差をつけるチャンスです!

 

まとめ

経理未経験者でも職務経歴書で自己PRできるポイント「7選」
①経理に興味を持った経緯を具体的に書く
②業務を改善・工夫した体験談を具体的に書く
③仕事のポリシーを書く
④経理に役立つ所持資格や挑戦していることをアピール
⑤会計ソフトが使えることをアピール
⑥自分のキャッチコピーを作る
⑦読まれる文章構成で書く

経理未経験者が書類選考を通過するのはなかなか難しいことかもしれません…。

しかし、今回ご紹介したポイントを押さえれば、書類選考で他のライバルに勝てる可能性は十分あります。

一喜一憂せず、諦めず、しぶとく転職活動を進めて行きましょう。

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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