税理士通学講座はTACと大原どっちを選ぶべき?【講師ランキングあり】

税理士通学講座はTACと大原どっちを選ぶべき?【講師ランキングあり】

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はらすけ
はらすけ
はじめまして、はらすけです。僕は限りなくブラックに近い中小企業を30歳で退職後に勉強を始め、約6年かけて税理士になりました。(詳細な自己紹介はコチラ
こんなお悩みありませんか?
  • 税理士講座を通学で始めたいけどTACと大原で迷っている
  • 人見知りで通学講座に馴染めるのか不安
  • TACと大原の経験者に講師の印象を聞きたい

僕は「TAC(1校目)⇒TAC(2校目)⇒大原(3校目)」合計3校で通学講座を受講した経験があります。

教えて頂いた講師も「簿記論2名」「財務諸表論1名」「消費税法2名」とTACと大原あわせて5名経験しています。

そして、税理士試験の簿記論・財務諸表論・消費税法に合格しました。

ですので、TAC大原の通学講座についてかなり熟知しています。

先に結論を言うと「TACも大原もよく似ており大差がない」ということです。

この記事では、TACと大原の違い、口コミ・評判、僕が体験した講師の中での「講師ランキング」について書いています。

「TACか大原で迷っている方」「通学講座の講師がどんな感じなのか知りたい方」にはぜひ参考にして下さい。

 

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TACと大原の比較

TACと大原ってどこが違うのか?

皆さんが気になる「合格実績」「カリキュラム」「受講料」「学校数」について比較してみました。

合格実績の比較

やはり一番気になるのは「どっちの方が合格できるの?」という点でしょう。

TACと大原も「合格率」は公表していません。

その代わりに「官報合格者(5科目合格)の人数」を公表しています。

2022年(令和4年)の税理士試験で官報合格(5科目合格)に到達した人は全国で620人

72回税理士試験官報合格

全国の合格者620人のうち、大原の受講生が310人(占有率50.0%)TACの受講生が289人(占有率46.6%)という結果となっています。

合格者数の実績で選ぶなら大原が良いかもですね。

カリキュラムの比較

カリキュラムについては、TACも大原も出題範囲を漏れなくガッツリ学習するスタイルです。

1回の講義はTAC、大原ともに「約3時間」です。

「簿記論の初学者を対象としたコース」のカリキュラム進捗スケジュールは以下の通りです。

TAC
・簿記論「基礎マスター+上級コース」
・受講料:230,000円
・講義回数:79回
大原

・簿記論「初学者一発合格コース」
・受講料:230,000円
・講義回数:57回
9月 基礎学習
(週2ペースで講義)
基礎学習
(週2ペースで講義)
10月
11月
12月
1月 基礎復習&応用学習
(週2ペースで講義)
応用学習
(週1ペースで講義)
2月
3月 直前対策
(週1ペースで講義)
4月
5月 直前対策
(週1ペースで講義)
6月
7月
8月 税理士試験

また、直前期(6~7月)にはTAC、大原ともに「全国公開模試」が1回実施されます。

TACは講義回数(79回)が多く、インプットを入念に行うカリキュラムです。

一方、大原は講義回数はTACより少ないですが、直前対策の期間が長くアウトプットを重視したカリキュラムと言えるかもしれません。

両校の立派な合格実績をみれば、どちらが良い悪いはありません。

ですので、「インプット重視」か「アウトプット重視」か、講義回数は「多め」か「少なめ」か、あなたの好みで選択しましょう。

なお、講義を欠席したり、申込のタイミングで講義を聞き逃した場合でも「WEB講義」で見ることができます。

TACと大原の両方の通学講座を経験した僕の意見としては、どちらのカリキュラムでも1年通じてしっかりこなせれば、合格の可能性はかなり高いです!

受講料の比較

TACと大原の通学講座(教室で講義を受ける)の1年間の受講料を比較すると次の通りです。

各校とも2023年9月から「初学者対象のコース」を受講した場合の料金(税込)を記載しています。

科目名 TAC 大原
1 簿記論 230,000円 230,000円
2 財務諸表論 230,000円 230,000円
3 法人税法 235,000円 253,000円
4 所得税法 235,000円 253,000円
5 相続税法 250,000円 253,000円
6 消費税法 155,000円 157,000円
7 酒税法 155,000円 106,000円
8 固定資産税 155,000円 157,000円
9 住民税 155,000円 157,000円
10 事業税 155,000円 157,000円
11 国税徴収法 155,000円 157,000円

どの科目もほぼ同じ料金です。

なお、上記の価格は1年1科目のみ受講した場合の料金です。

1年で複数科目受講できるコースを選択すれば割引されます。

また、TACには「複数年コース」もあるので、「複数科目+複数年」で受講するとさらに割引されます。

TACと大原を受講料で比較すると、「料金の安さ」「コースの選択幅」において、TACの方が勝っていると言えます。

受講料の面で選ぶならTACの方がやや安いですね。

TACも大原もコースが複数あり、ホームページの情報のみだと自分に合ったプランを探しにくいです。

コース選択で損しないために、最新のパンフレットは必ず確認した方が良いです。

大原はPDF版のパンフレットをホームページからダウンロードできます。

大原をパンフレットで見たい方はこちら ⇒ 大原税理士講座【公式】

一方、TACはPDF版のパンフレットをホームページからダウンロードすることができません。

ですので、TACについては資料請求して紙ベースでパンフレットを手に入れる必要があります。

TACの資料請求はこちら ⇒ TAC税理士講座【公式】

もし、パンフレットを見ても分からない場合は、電話で問い合わせたり、最寄りの学校に直接相談に行きましょう。

どちらを選ぶにしても、高額な受講料であることに変わりはありません。

今のあなたに合った最適なコースを慎重に選んでください。

学校数の比較

通学講座を受講したくても、近くに学校が無ければ話になりません。

TACは全国に34校(TACの学校一覧)、大原は全国に47校(大原の学校一覧)ありました。

学校数で比較すると「TAC34校」「大原47校」ということで大原の勝ちですね。

あなたの近所に学校があったとしても、希望する講座を行っていない場合があります。

申し込む前に、受講したい通学講座を行っているのか学校に直接聞くことをおすすめします。

僕の中の講師ランキング

いくらカリキュラムが良くても、それを受講生に伝える「講師」が優秀でなければ意味がありません。

「TACと大原の講師どっちが分かりやすいの?」という疑問をお持ちお方も多いと思います。

しかし、全国には大勢の講師の方がいらっしゃるので「実際に受講してみないと分からない」というのが僕の本音です。

僕の体験から言いますと、経験した5人の講師はTAC・大原にかかわらず教え方も上手で分かりやすく、何よりコミュニケーションの能力が高いという印象でした。

「通学講座の講師がどんな感じなのか具体的に知りたい!」という方のために、僕が実際に体験した講師5人をランキング形式でご紹介いたします。

少しは通学講座の講師のイメージが湧いてくるのでないかと思います。

あくまでも僕の個人的な感想なので参考程度にお考えください。

ちなみに、僕は「TAC(1校目)⇒TAC(2校目)⇒大原(3校目)」と経験しています。

1位:財務諸表論の講師(TAC1校目)

TAC(1校目)財務諸表論の講師は、年齢は20代後半の男性で、保有資格は簿記論・財務諸表論・日商簿記1級・公認会計士試験短答式合格でした。

当時、公認会計士試験の勉強をしながら、日商簿記1級と財務諸表論の講座を非常勤講師として担当されていました。

会計・税務での実務経験は無いようでしたね。

財務諸表論の理論問題は、必要不可欠なキーワードを含めて自分の文章で解答するパターンが多いです。

ですので、模範解答を見ても自分が書いた答えが正解しているのか、自分では判断しにくい面があります。

この講師は、理論問題の解答の書き方についてはかなり丁寧に教えてくれた印象があります。

また、受講生からの個別の質問についても分かるまで時間をかけて説明していました。

教え方も丁寧だし、見た目もチョイ悪風イケメンだったので特に女性から人気がありました。

また、受講生の合格率も高く、僕が受講していたクラスだけでも10人くらい合格していたと記憶しています。

「教え方が丁寧」「合格実績」「イケメン」と三拍子そろった点と、僕が初めて科目合格できたという理由から、TAC(1校目)の財務諸表論の講師を1位とさせて頂きました!

2位:消費税法の講師(大原3校目)

33歳の時、未経験で会計事務所に転職した際、通勤の最寄り駅に大原があったので、利用していました。

大原(3校目)消費税法の講師は、年齢は30代前半の男性で、大原の正社員として講師をされていました。

資格は、簿記論・財務諸表論・消費税法に合格されていました。

印象は「The・先生」といった感じで、非常に真面目なタイプの方でした。例えるなら「ちびまる子ちゃんの担任の先生」です。

過去に会計・実務経験も有ったようで、実務での具体的な事例も交えての講義で分かりやすかったです。

大原の方針なのか、論点の重要度にかかわらず全て丁寧に授業をされる印象でした。

講師はいつも笑顔だったのが印象的で、直前期でイライラしがちだった受講生も癒されていたと思います。

そのお陰もあり、僕は消費税法に合格することができました。

「人柄」が5人の中では飛びぬけて良かったという理由から、2位にランキングさせて頂きました!

3位:簿記論の講師(TAC1校目)

TAC(1校目)簿記論の講師は、年齢は20代後半の男性で、保有資格は簿記論・財務諸表論・公認会計士試験短答式合格でした。

会計・税務の実務経験は無く、公認会計士試験の勉強をしながら非常勤講師として簿記論を担当されていました。

後に公認会計士となり大手監査法人に就職、現在はご自身の会計事務所を経営されてるようです。

この講師はとにかく「コミュニケーション能力」が高いという印象でした。

簿記論の受講生は、大学生から50歳代の社会人まで幅広くいましたが、話題や言葉選びが絶妙でしたね。

ユーモアのセンスも高く、年代を問わず受講生から親しまれている感じでした。

講義については、論点ごとにメリハリをはっきり付ける感じで、重要度が低いものについては「ここは見なくてもいいです」とバッサリ切っていました。

残念ながら僕はこの講師の時には合格できませんでしたが、クラスではかなり合格者が出ていました。

抜群の「コミュニケーション能力」から3位にランキングさせていただきました!

4位:消費税法の講師(TAC2校目)

TAC(2校目)消費税法の講師は、年齢は20代後半の男性で、保有資格は簿記論・財務諸表論・消費税法でした。

会計・税務の実務経験は無く、法人税法の勉強をしながら非常勤講師として消費税法を担当されていました。

後に、僕が通っていた大学院に入学され、税法2科目免除を受け税理士となられています。

僕の中ではTACの講師はメリハリをつけた講義をするイメージがあったのですが、こちらの講師は全ての論点を丁寧に講義される印象でした。

この講師とは個人的にも仲良くなり、時々一緒によく飲みに行かせてもらいました。

個人的に仲が良く、大学院の後輩という理由から、4位にランキングさせて頂きました!

5位:簿記論の講師(TAC2校目)

TAC(2校目)簿記論の講師は、年齢は20代半ばの女性で、保有資格は簿記論・財務諸表論・消費税法でした。

会計・税務の実務経験は無く、税法2科目免除を受けるため「通信制の大学院」で勉強しながら、非常勤講師として簿記論を担当されていました。

年齢も若いし、若干ギャル風だっとこともあり、最初は受講生と間違えてしましました。

少し不安を感じましたが、講義が始まってみると不安は解消されました。

テキパキとした口調によるポイントを押さえた講義から、「頭が切れる人」という印象を受けました。

講師として全然悪い印象は無いのですが、他の講師との相対評価で5位とさせて頂きました!

TACと大原の口コミ・評判

ツイッター上でのTAC大原の口コミ・評判をご紹介します。

TAC税理士講座(通学)の口コミ・評判

miyu🌸@miyu15150707k
ふと思った…
明らかに1年前の私とは違う😆
7月から簿記論学ぶために
仕事終わりTACの講義に1回も休まず出席❗️
これが日課になってたから
学校行くのも楽しかった☺️
早くまた皆んなと勉強したい🌸
来年受講する科目も通学にしよ〜
そのために仕事は定時で帰ります😋
午後9:35 · 2020年4月19日·Twitter 

WAAS@WAAS2020
朝勉スタート。財表教室受講S先生のクセに慣れてきました。この先生計算の解説なかなかいい。総合的にはやはりWeb担当のM先生に劣るが、前半の前半から本試験を意識した戦略的解法を開示してくれる。今、TACは教室受講者はWeb担当講師の授業も見れるシステムになっているので可能なら両方受講お勧め。
2020年9月14日·Twitter

竹田@首席MBA税理士@paptimus__sama
威張れるような受験結果ってわけではないですが、財表は1月からの勉強でその年に合格できました。TAC大宮校に土曜日だけ通ったのですが、色々なテクニックを伝授してくれる先生で、通常2時間の答練(初見)を40分で解く練習とかもしました。先生との相性って重要だなと思いますね。2021年8月25日・Twitter

大原税理士講座(通学)の口コミ・評判

はせ(牡33)@税理士受験中@masato22778180
一応大原通学コースで勉強してるけど、1回も通学してないなー。簿記論の時はWeb講義の先生が好きになれなくてわざわざ通ってた所があるんだけど、財表はWeb講義の先生が合いすぎて通学する気になれないw
直前期は行こうと思ってます!
午後5:47 · 2020年10月21日・Twitter

かたん@R5法人税法@katan_bozai
大原で簿記論の講師をしてらっしゃる嶋田先生はめちゃくちゃ分かりやすい。どうすればより合格者が増えるか、を日々考えてらっしゃると思う。嶋田先生のおかげで今まで勉強続けられたので、恩返しの意味も込めて合格したいなあ。
午後4:28 · 2022年1月24日·Twitter

こんちゃん@低浮上@kon_rar
うちの大原の簿記論の先生、クラス合格率全国1位なのほんまモチベ上がる
スパルタ過ぎて絶望するけど
午前8:49 · 2021年2月12日·Twitter

TAC・大原通学講座のメリット・デメリット

TAC・大原通学講座を利用するメリット・デメリットについて解説します。

TAC・大原通学講座のメリット

①電卓可の自習室がある

TACのHPより引用

TAC大原も「電卓が使える自習室」があります。

勉強を始めた当初、図書館で勉強していましたが「電卓の音がうるさい」という理由で何回も注意を受けました。

勉強スペースはどこにでもありそうな気がしますが、電卓が使える自習室は案外少ないです。

税理士試験の勉強では電卓は欠かせません。

周囲に気にすることなく、電卓が使用できる「自習室」が利用できることは大きなメリットです。

なお、TACと大原は通信講座の受講生でも自習室が利用できます。

②情報交換できる

1年間通学講座を受けていると「勉強仲間」ができます。

税理士試験の受験生には会計事務所勤務の方も多いので、税理士業界のことを色々と聞くことができます。

将来的に会計事務所への転職を検討されている方にとっては非常に参考になります。

僕も転職活動の前に、通学講座で知り合った勉強仲間から色々と教えてもいました。

また、勉強で分からない点も勉強仲間から教えてもらるというメリットもあります。

③勉強を継続しやすい

通学講座は勉強を継続しやすいです。

人にもよるかもしれませんが、自宅での勉強は誘惑も多くサボりがちになります。

通学講座だと講義が始まってしまえば勉強するしかないので、反強制的に勉強ができます。

税理士講座は基本的に1年間ありますので、モチベーションが低い日も当然あります。

半強制的に勉強する環境を与えてくれる通学講座は、勉強を継続しやすいというメリットがあります。

TAC・大原通学講座のデメリット

①時間ロスが多い

定期的に通学しなければならないので、通学にかかる時間がロスになります。

②コロナ感染リスクがある

通学講座はコロナに感染するリスクがあります。

学校なのでどうしても大勢の人が集まります。

したがって講義や自習室で感染してしまう可能性がゼロではありません。

税理士試験はコロナに感染していたり、発熱や咳など症状があると受験させてもらえません

また、コロナ感染等により受験できなかった人への追試験もありません

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を踏まえた注意事項について(国税庁HP)

1年間必死で勉強して「受験できなかった…」は悔しすぎます。

③受講料が高い

TACと大原の通学講座は受講料が高いです。

TACも大原も全国に学校があるので、それを維持すための家賃や人件費などに莫大なコストがかかります。

したがって、通信講座に特化している業者より受講料が高いというデメリットがあります。

税理士試験は5科目に合格する必要がありますし、オール1発合格なんてほぼ奇跡です。

TACや大原の通学講座を使うと、5科目合格するまでに総額150~200万円くらいは必要です。

受講料を安く抑えたい…

という方は、業界最安値の「スタディング」がおすすめです。

簿財2科目で59,800円からと、受講料はとってもリーズナブル。

スタディングは「コスパの良さ」「スマホで勉強できる」という点が評価され、近年利用者が急増しています。

スタディングの累計利用者数は20万人超え!

KIYOラーニング㈱IR情報より引用

 

→→【スタディング体験談】仕事と子育てをしながら簿財2科目合格!

 

2023年からは人気女優の「川口春奈さん」をCMに起用するなど、スタディングの知名度はさらに高まっています。

 

スタディングを無料体験してみる ⇒ スタディング税理士講座【公式】

 

TACと大原、スタディングを比較して検討したい方は、こちらの記事「【社会人】税理士試験の予備校・通信講座おすすめ「4選」」も参考にして下さい。

TACと大原の通学講座をおすすめしたい人

「時間とお金に余裕があり、より確実に合格したい方」にTACと大原の通学講座はおすすめです。

先ほど合格実績を見て頂いたように、TACと大原が合格に一番近い学校であることは間違いないです。

ただし、TACも大原も出題範囲を漏れなく学習するスタイルなので、講義だけでも凄い時間になります。

  • TAC:簿記論「基礎マスター+上級コース」 講義79回×3時間=237時間
  • 大原:簿記論「初学者一発合格コース」 講義57回×3時間=171時間

また、税理士試験は講義の時間より、自分で復習する時間の方が圧倒的に多くなります。

ですので、仕事や子育てで時間が取れない方が、TACや大原の通学講座を選んでしまうと講義を一通り視聴するだけで、アウトプット時間が不足するという事態が起こります。

僕が実際にこの状態になってしまいました。

頭の中では理解しているつもりなのに、いざ問題を目の前にすると解けないんです。

まさに、アウトプット不足の症状でした。

また、TACと大原の通学講座は他の通信講座と比べても受講料が高額です。

5科目全て一発で合格しても約100万円かかります。

しかし、税理士試験の難易度からすれば全て1発合格は奇跡に近いです。

受験してきた僕の印象から言うと、2年で1科目に合格できれば順調という認識です。

下は、税法科目の中で受験者数が最も多い「消費税法」についてのデータです。

税理士試験・消費税法何年目で受かった?

Twitterより

40%以上の方が合格までに3年以上かかっています。

僕自身も消費税法に合格するまでに4年かかっていますし、僕の周りにも同じ税法科目を何年も受験している方は普通にいます。

したがって、順調でも5科目全てに合格すまでに約150~200万円かるのが普通でしょう。

僕は不合格をたくさん経験しました。

不合格になると、落ちたショックも大きいですが「来年の受講料どうしよう…」という悩みをいつも抱えていました。

このように、「時間」と「お金」をかけられる人にはTAC・大原が向いていると言えます。

通信講座の2強!クレアール税理士講座とスタディング税理士講座を徹底比較してた記事はこちら「クレアールとスタディングの税理士講座どっちを選ぶべき?徹底比較してみました

【税理士講座対決!】スタディングとクレアールどっちを選ぶべき?

クレアールとスタディングの税理士講座どっちを選ぶべき?徹底比較してみました

2023年8月10日

【結論】通学しやすい方を選べばOK

TAC大原について「合格実績」「カリキュラム」「受講料」「学校数」「講師」の面で比較してきました。

結論を言うと「TACと大原に大きな差は無いので、あなたが通いやすい方を選べばいい」です。

差が出やすいのは「講師」ですが、僕がお世話になった5人の講師は全員コミュニケーション能力が高く、受講生から不満が出ているのをあまり聞いたことがありません。

どんな講師なのか気になるという方は、あなたが通いたいと思っているTAC、大原に行って直接講師とお話してみるのも良いかと思います。

また、受講していて途中で「やっぱり、この講師は自分には合わない」と感じたら、WEB通信に切り替えれば良いだけです。

TACも大原も高額な受講料なので、「講座説明会」「体験講座」などでしっかり使って後悔しない選択をして頂きたいと思います。

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また、TACと大原だけではなく他の通信講座も比較検討したい方は、こちらの記事「【社会人】税理士試験の予備校・通信講座おすすめ「4選」」も参考にして下さい。

2024年版【社会人向け】税理士試験の予備校・通信講座おすすめ「4選」

【社会人】税理士試験の予備校・通信講座おすすめ「4選」

2022年8月13日

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