【ブラックは絶対にイヤ!】会計事務所の見分け方のポイントを解説します

はじめまして、はらすけです。

僕は限りなくブラックに近い中小企業を退職後、30歳から勉強を始めて約6年で税理士になりました。

33歳の時に、全くの別業種から会計事務所へ転職し、2カ所(東京と地方)の会計事務所で合計10年以上働いた経験があります(今現在も会計事務所に勤めています)。

詳しい自己紹介はコチラ

・異業種から会計事務所に転職したい

・ブラック会計事務所を見分ける方法を知りたい

このようなお悩みを持つ方が読むと参考になる記事となっています。

ブラック会計事務所の見分け方には「6つ」のポイントがある

この記事では「ブラックな会計事務所を見分けるための6つのポイント」をまとめています。

個人経営が大半を占める「会計事務所」は内部の情報が少ないことから、採用に応募しようか「迷う」方も多いと思います。

残念ながら、会計事務所も一般の企業同様に「休日出勤」「長時間勤務」「パワハラ」など、いわゆる「ブラック」な会計事務所が存在するのも事実です、、、。

会計事務所は少人数で構成されているところが多いので、万が一ブラックだった場合は逃げ場もなく地獄となります、、、。

理想の会計事務所探しの参考になればと思い、過去の経験を踏まえて書きました。

ちなみに、この業界では「会計事務所」と「税理士事務所」は同じ意味で使われています。

ポイント①:ホームページはあるか?

調査の難易度
★☆☆☆☆

これは誰でも簡単に調べられるので、是非やっていただきたいです。

そもそも「いまどきホームページがない会社なんて」とお思いかもしれませんが、個人経営が大半を占める会計事務所ではホームページが存在しないのはごく当たり前です。

では、なぜホームページがない会計事務所がダメなのか解説します。

僕は、ホームページには2つの役割があると思っています。

①:将来の顧客への情報発信

顧客獲得のためにホームページによる情報発信は不可欠です。

税理士業務は資格がないと営業できない「独占業務」ですから、参入障壁が高く比較的競争が少ない業界です。

とはいえ、インターネットの普及により情報をスマホやパソコンで集めることが一般的となっています。

スマートフォンの国内所有率は今や77%に達しています(日本経済新聞)。

今後、ホームページがない会計事務所が集客に苦戦することは言うまでもありません。

その結果、売上も上がりづらいので給料もなかなか上がらない可能性が高くなります、、、。

②:将来の従業員への情報発信

また、ホームページは求人活動にも大きな効果があります。

これから、会計事務所で働こうと思っている人は当然インターネットで事務所の情報を調べます。

「所長のプロフィール」「男女の比率」「年齢構成」「受験勉強中の職員はいるのか」などの情報を公開することで、求職者との共通点を提供できれば、興味をもって応募してくれる可能性も高まります。

実際に、ホームページに自分と同年代の従業員たちが、楽しそうにバーベキューをしている写真が掲載されているのを見て、採用に応募したという人もいます。

このように、ちょっとしたことで求職者がその職場に興味を持つ場合も少なくありません。

なので、情報発信に積極的な会計事務所には人材が集まりやすいです。

現在、人手不足と言われている税理士業界において「人材を集められる力」は非常に重要です。

「忙しいのに、新しい人材が入ってこない!」となると、当然そのしわよせは従業員にきます。

税理士試験が近いのに残業が多くて帰れない!」とか絶対に避けたいですよね。

このように、ホームページが無い会計事務所は「給料安い」「人材不足」「長時間労働」というパターンに陥りやすいので注意する必要があります。

ポイント②:残業はどれくらいある?

調査の難易度
★★★☆☆

働いてみたい会計事務所があれば、夜その事務所の前を通って部屋の電気がついているかどうか確認してみることをお勧めします。

できれば、閑散期(6月~11月)がいいです。

会計事務所は仕事が忙しい時期と暇な時期がはっきりしています。

・忙しい時期(繁忙期) 12月~5月

・暇な時期(閑散期) 6月~11月

もし、閑散期に夜9時とか10時まで事務所の電気が点いているようなら、残業が多い「ブラック会計事務所」の可能性があります。

このような会計事務所の繁忙期はいったいどうなるんでしょうか、、、。

特に、働きながら税理士を目指している方は、避けた方が良いかもしれません。

ポイント③:所長税理士の年齢は?

調査の難易度
★★☆☆☆

「所長税理士」というのはその会計事務所の「ボス」である税理士のことです。

ちなみに税理士業界は超高齢化していて、60歳以上の割合が50%を超えていす。まず、そのことを念頭において下さい。

出典:日本税理士会連合会

①:所長税理士が60歳超

所長税理士の年齢が60歳を超えているのはごく一般的です。

しかし、後継者がいない場合は、会計事務所が将来無くなってしまう可能性がありますので、注意が必要です。

また、年齢が高すぎると「IT」の知識も乏しいと考えられるので、ローテクでの作業を強いられる可能性があります。

実際に、地域の税理士会のゴルフコンペの案内は「FAX」の使用を強要されています、、、苦笑

時代の変化に取り残される可能性がありますので、特に若い方は今後のためにもこのような会計事務所は全力で避けた方がいいと思います。

②:所長税理士が50~60歳

所長の年齢が50~60歳の会計事務所は、安定期に入っていてバランスが取れた状態になっているところが多い印象です。

「IT」に若干弱いという面はありますが、実務を覚えたい方、税理士試験の勉強をしたい方も、所長の年齢がこのくらいの会計事務所を狙うといいかもしれません。

③:所長税理士が30~50歳

所長の年齢が30代~50代の比較的「若い」税理士の場合、事業拡大に力を入れている会計事務所が多いので、当然業務も激務になりがちです。

残業や休日出勤も多くなるので、お金を稼ぎたい方や実務を早く身につけたいという方にはメリットがあります。

税理士試験の勉強を考えている方は避けた方がいいかもしれません、、、。

ポイント④:男女年齢の構成はどうか?

 

調査の難易度
★★★★☆

会計事務所の男女比率年齢構成はかなり重要です。

しかし調べることが難しいです。

なぜなら、ホームページを開設している会計事務所はまだまだ少なく、さらに従業員の情報を積極的に公開しているところはほとんど見当たらないからです、、、。

できれば、転職エージェントなどに登録して、希望する会計事務所の内部事情を事前にリサーチしておくことをおススメします。

大手の転職サイトを見てみると、会社を退職する「ホントの理由」で1番多いのが人間関係だと言われています。

人は共通点を持つことで親近感を感じ、そして仲良くなります。

仮に、あなたが20代の男性で、50代ばかりの職場に入ったらどうでしょうか?

一見、可愛がってもらえて良さそうですが、共通点をもつ人がいないので、困ったときに相談もしにくいですし、共通の趣味のことを話す相手もいない状況だと精神的にも疲れてきます。

会計事務所が未経験ならなおさらツライです。

自分との共通点が多い人が職場にいるかどうかは、仕事を長く続けるうえでとても重要だと思います。

また、男女比率や年齢構成が極端に偏ると、会計事務所全体の視点や価値観も偏ってくる可能性があります。

男女比率、年齢構成が均等な会計事務所の方が、組織としてバランスが取れていて過ごしやすい印象です。

ポイント⑤:いつも求人が出ているか?

調査の難易度
★★☆☆☆

定期的に求人情報を見ていれば把握できますので、是非調べてみて下さい。

同じ会計事務所の求人がいつも出ているからと言って、必ずしもブラックとは限りません。

ケース①:会計事務所が急成長している

会計事務所が急速に規模拡大している場合は、次々と新しい人材が必要となるので求人募集する回数も増えてきます。

このような会計事務所はどんどんクライアントが増えていくので、頻繁に仕事の追加や変更が生じるので、臨機応変に対応することができる能力が求められます。

ケース②:採用基準が厳しい

人材確保を焦っていない会計事務所の可能性があります。

時間をかけていい人材を探しているため、採用基準に合わない場合は採用を見送っているのです。

このような会計事務所は採用基準が高いため、なかなか就職するのは難しいですが、離職率が低い「ホワイト」会計事務所の可能性があります。

ケース③:ブラック会計事務所

「何らかの理由」で従業員の定着率が悪い会計事務所です。

頻繁に欠員が出るので、いつも求人募集を出している可能性があります。

もしかすると、あなたには合う職場かもしれませんが、他の多くの方が続かない職場であれば基本は避けたほうが良いと思います。

ポイント⑥:未経験者を採用しているか?

調査の難易度
★☆☆☆☆

「未経験者」の採用を行っている会計事務所については、見解が分かれます。

ケース①:求人募集をかけても応募がない

人材確保を急いでいる会計事務所で、いくら募集をかけても応募がないため、採用基準を下げている可能性があります。

ケース②:未経験者を育てる余裕がある

会計事務所は個人経営のところが多く、会計事務所の所長の方針によって業務の進め方にかなり違いがあります。

そのため、経験者で前の会計事務所の「クセ」が付いた人より、未経験でクセがない人材を求めるところも結構あります。

このような会計事務所は従業員をある程度時間をかけて育てる「余裕」がある可能性があります。

ケース③:業界内で「ブラック」の噂が広がっている

税理士の業界は狭いです。

同業者の間で「ブラック」会計事務所という噂が広がっていることがあります。

そのようなところは、経験者を求めても応募してこないので「未経験者歓迎」を掲げるケースがあります。

完璧な会計事務所はありません

ここまで、ブラックな会計事務所を見分けるポイントについて解説してきました。

しかし、「給与」「所長の人柄」「労働時間」「人間関係」などすべての条件がホワイトな会計事務所を探すのは至難の業です。

なので、会計事務所を選ぶときは「どこを重視するのか」自分の中で優先順位を決めておくことをお勧めします。

例えば、僕の場合は働きながら税理士試験の勉強をしたかったので「労働時間」「所長税理士の理解」「税理士を目指している職員がいるか」などを重視して会計事務所を探しました。

「給料」は二の次でしたので初めてもらった給料の手取り額は「174,084円

ここから、家賃・食費・電話・予備校の受講料などを払うわけですから結構キツイかったです。

それでも、受験勉強の環境は抜群に良い会計事務所だったので、3年後に税理士になることができました。

ブラック会計事務所を避ける方法

税理士が全体的に高齢化していることもあり、ホームページがない会計事務所もかなりあるのが現状です。

そのため、得られる内部情報が少なく、怖くてなかなか転職活動に踏み切れない方も多いのではないかと思います。

では、どうすればブラック会計事務所を回避して転職できるのか?

おすすめは「転職エージェント」を利用する方法です。

転職エージェントは定期的に会計事務所に訪問しているので、「男女比率」「年齢構成」「所長の人柄」「受験生の有無」など私たちでは絶対に知りえない内部情報を持っています

MS-Japan(エムエスジャパン)」「マイナビ税理士」は経理・税理士・会計事務所に特化した数少ない転職エージェントで、税理士業界に精通したなエージェントが転職をサポートしてくれます。

具体的には「非公開求人の紹介」「履歴書の書き方」「面接の対策」「年収の交渉」などのサービスをすべて無料で行ってくれます。

特に「年収の交渉」は自分から言い出しにくいことなので非常に助かります。

どの転職エージェンも無料登録は1分ほどでカンタンにできます。

MS-Japanでは「年収診断」によって、自分が転職市場でどれくらいの価値があるのかを確認することができます。

現在の年収が診断結果よりかなり低い場合もあるので、ぜひ一度確認してみてください。

 

出典:「MS-Japan」の年収診断

また、今すぐに転職を考えていなくても、気になる求人をストックしておくだけで転職という「選択肢」ができます。

職場で嫌なことがあって「ああ~仕事辞めたい!!」という感情が高まってきた時、「転職先の候補」をもっているだけで精神的にすごく楽になります。

「MS-Japan」について詳しく解説した記事があるので参考にしてください。

⇩ ⇩ ⇩

『MS-Japan』の特徴・評判・口コミは?税理士を目指すなら要チェック

2020年3月22日

ブラックは全力で回避しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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