【実体験あり】会計事務所に『30代未経験』で転職する方法

こんにちは、はらすけです。

僕はFラン大学卒(理系)で、限りなくブラックに近い中小企業を30歳で退職、それから勉強を始めて6年かかって税理士になりました。(プロフィールの詳細

30代から税理士を目指したい!

でも、30代未経験で会計事務所に転職できるの?

こんな悩みをお持ちの方も多いと思います。

以前の僕がこの問題で悩んでいました、、、。

しかし、なんとか33歳未経験で会計事務所への転職を果たしました。

【体験談】33歳未経験で会計事務所へ転職!

2019年10月31日

この記事では、僕が経験して良かったことや、もっとこうすれば良かったという改善点を踏まえて書いています。

僕の周りにも30代から税理士を目指して、税理士になった人はたくさんいます!

これを読み終わったときには「よ~し、やるぞ~!」と自信があふれていることと思います。

ぜひ、最後までお読みください。

転職の心構え

「転職活動」「営業活動」と同じだということを肝に銘じておいておいて欲しいです。

どういうコトかというと、、、

企業側にとっては、人を雇うということはとても大きな「投資」です。

例えば、年収500万円の人を10年間雇用するとした場合

社会保険料・労働保険の会社負担を含めると

10年間の投資額
年収500万円×1.15×10年=約5,750万円

もし、あなたが会社側だったら5,750万円もの投資で損したくないと思いませんか?

採用側も同じ考えに基づいて人材を選考しているので、真剣そのものです。

ですので、あなたという「商品」に投資しても損しないという点を会社に納得してもらわなければ、絶対に採用されません。

逆に言えば、30代未経験であっても、採用すればメリットがあると判断されれば採用されます。

転職活動は、企業に自分を売り込む「営業」であることを強く意識しましょう。

自分の強みアピールする

企業に自分を売り込むためにはどうすれば良いのか?

そのためには、自分という商品の強みを知り、それをアピールする必要があります。

もし、iPhoneを売ろうとしたら、、、

iPhoneの強み
・日本でのシェアは圧倒的1位

・操作方法がシンプル

・サクサク動く

といった強みをアピールすると購入されやすくなります。

でも、自分の強みって意外に自覚できていないものです、、、。

そんな時は、大手転職サイトのリクナビNEXTが実施している「グッドポイント診断」が便利です。

診断には30分ほど時間を要することもあり、かなり本格的な診断ができます。

18種類の中から、自分の強みを5つ選択してくれます。

実際に僕がグッドポイント診断を行ってみたところ、「決断力」「現実思考」「独創性」「親密性」「柔軟性」という5つの面が強みだと診断されました。

実際の診断結果は以下の通りです。

決断力
あなたは、非常に思い切りよく決断を下すことができます。長時間考え込んでも良い結論にはつながらないと考えており、そのときに自身が最適だと考える明確な結論をスピーディに導き出すことを心がけています。周囲の人から、「よく考えたうえでの結論なのか」と確認されることもあるでしょう。それは、あなたが周りと比べて短時間で大胆な決断を下していることを示しています。
決断力を周囲に認められたとしても、あなたが現状に満足して止まってしまうことはありません。知識の吸収やデータの活用などを積極的に行い、決断力をパワーアップさせることでしょう。

現実思考
あなたは、等身大の自分を軸にして、現実的にものごとを考えることができます。また、実際にものごとに取り組む際は、成果のみでなく、そこにいたるまでの努力の過程も大切にしています。夢物語にはあまり興味がなく、実際的なものこそ価値があると考えています。あなたにとって重要なのは、「今この時」であり、「現実」なのです。
あなたは常に具体的で現実的な提案を行い、実現可能な目標を定め、真摯に努力します。周りからは「地に足がついている」と表現され、その堅実性・実現可能性を評価されることが多いでしょう。

独創性
「人と同じではつまらない」あなたはいつもそう考えています。あなたはオリジナリティにこだわりをもち、仕事でもプライベートでも自身が納得できるかを重視します。あなたは、常識にとらわれず広い分野から情報を収集し、興味がある題材が見つかると自分だったらどうするか必ず考えるなど、自身の独創性をより高める努力をし続けます。
周囲の人はあなたのユニークな発想に魅力を感じ、次にあなたが創り出すものを楽しみに待っています。

親密性
あなたは、常に謙虚な気持ちを持って人と接しています。内面についても話せる深い信頼関係を築くことを望んでおり、交際範囲を大きく広げることにはあまり興味がありません。
相手との距離感が重要と考えるあなたは、知り合って間がない相手に対してまずは適度な距離を置いて接し、互いにとって心地よい距離を探りながら丁寧に信頼関係を構築していきます。「控え目・礼儀正しい」など、評価されることも多いでしょう。
多くの人が集まる場ではおとなしく見られることが多いあなたですが、深い信頼関係を構築できた相手とは互いの思いや内に秘めたパワーをしっかりと理解しあえているはずです。

柔軟性
あなたは、好奇心旺盛で興味の範囲が広く、ものごとを柔軟にとらえることができます。また、突発的なできごとに対して臨機応変に対応することも得意です。何に対しても「もっとよいやり方があるはずだ」と考え、様々なアレンジを繰り返していくため、あなたの取り組みはどんどん進化していきます。あなたにとって、ひとつのやり方しか考えないことは悪なのです。
結果を出し続けていることが知れ渡るにつれて、周囲の人は改善したいことがある場合、あなたの視点やアイディアを求めるようになります。

リクナビNEXTのグッドポイント診断結果)

ここで診断された強みを参考に、今までの経験を思い出してみて、具体的なエピソードを作ることが出来ればかなり効果的です。

例えば、僕の場合「親密性」が強みとして診断結果に挙げられています。

僕は前職を退職するときに「お客さんが僕の退職を悲しんで泣いてしまった、、、」という経験があります。

これは、お客さんと深い信頼関係を築くことができるという強みを説明するエピソードとして使えます(実際に使いました)。

会計事務所ではクライアントとの人間関係構築は非常に重要なので、採用側としても「この人ならクライアントのところへ訪問させても大丈夫だろう」という判断に至る可能性があります。

このように、グッドポイント診断を使えば自分の強みを分析し、職務経歴書・面接で自分の強みをアピールするエピソードを作成することが出来ます。

未経験者の場合、前職で築いてきた実績に基づく「具体的なエピソード」が採用の大きな判断材料になることが多いです。

「クライアントと良好な人間関係を築くことが出来ます」と曖昧なアピールをしても、企業側の心を動かすことは出来ません。

具体的なエピソードがあって、始めてあなた「強み」が威力を発揮します。

自分の強みは大体わかっているという方でも、隠れた強みが眠っているかもしれませんので、転職活動を始めたら最初にこのグッドポイント診断をやってみてください。

グッドポイント診断はリクナビNEXT無料登録すると受けることが出来ます。

 

ポイント
リクナビNEXTに職務経歴希望条件を登録しておくと非公開求人のオファーが来ることもあります。

もちろん、「匿名」で公開されますのでご安心ください。

 

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有利になる資格

会計事務所への転職に有利な資格は次の通りです。

転職に有利になる資格
1位:税理士試験の科目合格

2位:日商簿記2級以上

3位:FP資格

3位:パソコン・ネット関連の知識

1位:税理士試験の科目合格

30代未経験で会計事務所へ転職する場合「科目合格」があると強いです。

未経験ですから、せめて簿記・税金についての知識があってくれると採用側としても入社後の教員がやりやすくなります。

また、異業種で働きながら科目合格しているとなると「こいつはかなり気合入ってるな」と判断されるので、評価がかなり高くなります。

もし、科目合格が無くても「直近の税理士試験で59点で不合格」といったように限りなく合格に近い場合は、科目合格として評価されるケースもあります。

ですので、ダメもとで履歴書には書いておいておくことをおすすめします。

2位:日商簿記2級以上

税理士試験の科目合格がない場合は、日商簿記2級以上があると有利になります。

会計事務所の仕事は税金の計算が中心と思われがちですが、実際は会計帳簿を作成する仕事がメインです。

ですので、簿記の知識は絶対に必要となります。

日商簿記2級でれば、全く簿記知識がない人でも半年程度で取得できるので、ぜひ取得しておいてください。

30代未経験で、日商簿記も持って無いとなると採用される可能性は限りなく低くなります。

3位:FP資格

「3位:FP資格」ですが、正直これだけでは採用される可能性はほぼありません。

あくまでも、「科目合格」「日商簿記2級」を持っている人が、さらに加点をもらえる資格としてお考え下さい。

会計事務所では、会計・税金のほかにも、生命保険・社会保険・年金・不動産・金融商品などのお金に関する幅広い知識が要求されます。

ですので、これらの知識をカバーしているFP資格を持っていると、採用される可能性がアップします。

3位:パソコン・ネット関連の知識

「3位:パソコン・ネット関連の知識」ですが、正直これだけでは採用される可能性はほぼありません。

こちらもFP資格と同様、「科目合格」「日商簿記2級」を持っている人がプラスアルファの加点をもらえる資格としてお考え下さい。

会計事務所も「電子申告」「データのクラウド化」「会計ソフトの利用」などパソコン、インターネットを使う頻度が高くなっています。

しかし、税理士の平均年齢は60歳以上が50%を超えており「高齢化」しています。また、パソコンやインターネットに詳しい人が事務所内にいることも稀です。

ですので、パソコンやインターネットの知識があるだけで事務所内では非常に重宝されます。

安心してください、想像しているような高度な知識じゃなくても大丈夫です!

また、このブログでも使っている「Wordpress(ワードプレス)」の知識があれば、ホームページなどの編集もお手伝いできるので、面接の際にアピールポイントとして使えます。

熱意

「自分の強み」「保有資格」も大事ですが、やはり「熱意」が最も採用を大きく左右します。

なぜ、税理士になりたいのか?

なぜ、この会計事務所を選んだのか?

ここで働きたいという熱意を相手に伝えることが重要だと思います。

客観的に見て「30代未経験」はやはり転職市場では不利です、、、。

僕が実際に転職活動した時も、若い20代にはない「後がない危機感から出る必死さ」をアピールしました。

その結果、2か所から内定を得ることに成功しました。

海千山千(うみせんやません)を乗り越えてきた税理士なら、その人の「本気度」を見抜くことが出来ます。

30代未経験は不利であることを理解し、なりふり構わず熱意を伝えましょう。

求人を探す方法

求人の探し方についてですが、以下のような方法があります。

求人を探す方法
・知人からの紹介

・大手予備校の合同就職説明会

・ハローワーク

・転職サイト

・転職エージェント

求人を探す方法 特徴
知人からの紹介 メリット

会計事務所の内部情報を確認できるので安心できる。

デメリット

もし、職場が自分に合わなかった場合、紹介者のこともありすぐには辞めずらい。

転職サイト メリット

全国の求人を見ることができ、求人数も豊富。

デメリット

求人の検索や応募は自分でする必要がある。

履歴書・職務経歴書・面接・年収交渉に関する対策を自分でしなければならない。

公開情報のみでは内部情報が不足しがちで、判断が難しいことも多い。

転職エージェント メリット

非公開の優良求人を紹介してもらえる。

会計事務所の内部情報を転職エージェントに聞くことが出来る。

履歴書作成・職務経歴書作成・面接対策・年収交渉を転職エージェントが無料で支援してくれる。

デメリット

転職エージェントとの電話やメールでのやり取りが面倒。

ハローワーク メリット

地元密着なので地方の求人に強い。

デメリット

転職を強要してくることは少ない反面、アドバイスが物足りないこともある。

専門性が高い求人は集まりにくい傾向がある。

公開情報だけでは内部事情を知ることができず、判断が難しいことも多い。

大手予備校の合同就職説明会 メリット

一度に多くの会計事務所と面談できる。

デメリット

1年に2回しか開催されない。

都会での開催なので、地方で就職したい場合は使えない

公開情報だけでは内部情報まで知ることができず、判断が難しいことも多い。

僕は地方在住で、東京の会計事務所へ転職希望だったこともあり一度に多くの会計事務所と面談できる「大手予備校の合同就職説明会」を利用しました。

僕が入社した会計事務所は、会場にたまたま会計事務所の職員も同行していたので、内部事情もしっかりと職員から聞くことが出来たのでとてもラッキーでした。

でも、こんなケースは非常に稀です。

求人を探す方法にはそれぞれメリット・デメリットがありますので、あなたの状況に合った方法を選択してください。

もし、僕がこれから転職活動をするなら間違いなく「転職エージェント」を利用します。

なぜなら、転職エージェントは会計事務所に訪問していますので、公開している求人情報では知ることができない内部情報を豊富に持っているのが強みだからです。

会計事務所はホームページを持っているところも少なく、ホームページがあっても情報量が少ないケースが多いです。

特に、税理士試験の受験者が職員の中にいるかどうかは重要です。

僕が入社した会計事務所には受験生の先輩がいたので、受験生は定時に帰ることが当たり前の環境でした。

ですので、定時で帰ることに「罪悪感」や「後ろめたさ」を感じることはありませんでした。

受験生がいない会計事務所の場合、繁忙期に定時で帰ろうとすると極悪人みたいに見られます。

そして、税理士試験で不合格になろうものなら居場所がなくてストレス溜まりまくりです、、、。

やはり、環境って凄く大事ですよ。

また、雇用条件がいい求人には応募が殺到するので、採用側も選考作業に苦労します。

ですので、転職エージェントに非公開求人として出しておいて、条件にマッチした人材を効率よく選別してもらうことが多いです。

転職エージェントのところには必然的に優良求人が集まりやすくなっています。

ちなみに、会計事務所・税理士・科目合格者・簿記検定保有者などに強い転職エージェントは次の通りです。

会計事務所・税理士に強い転職エージェント
総合型 リクルートエージェント 求人数No.1を誇る最大手転職エージェント。どの職種も求人が豊富なので、コロナで求人数が減少しつつある今、約20万件を超える求人数を有しているのは魅力。
特化型 MS-Japan(エムエスジャパン) 経理・財務・総務・一般事務などの管理部門と士業に特化した転職エージェント。会計事務所にも強く業界に精通したアドバイザーが在籍しているのが魅力。
特化型 【ジャスネットキャリア】 会計・経理・財務・税務に特化した転職エージェント。創業から20年以上の歴史があり、業界に精通したコンサルタントがサポートしてくれる。
特化型 マイナビ税理士 税理士・科目合格者に特化した転職エージェント。業界大手のマイナビが運営しており安心してサービスを受けることが出る。BIG4税理士法人などの優良求人が豊富。

コロナ禍で有効求人倍率も急降下しており、さらに未経験の会計事務所業界、、、税理士業界に精通した転職のプロの手助けを受けるのが転職を成功させるには必須となってきています。

(出典:日本経済新聞

繰り返しになりますが、転職では「年齢が若いほど有利」です。

コロナが収束して景気が回復するまでに4~5年かかると予想している専門家もいます。

30歳と35歳とでは転職市場での価値は大きく違ってきます。

科目合格を複数持っているなら別ですが、日商簿記2級で未経験となれば若ければ若いほど採用される可能性は高くなります。

なぜなら、若いほうが教育しやすいというというメリットがあるからです。

33歳未経験で転職活動をして感じたことは、転職において「一番若い今」が最も採用されやすいということです。

まずは、会計職に特化した転職エージェントで求人をみて見ることから始めましょう。

会計職専門転職エージェント「MS-Japan」

非公開求人を見るには無料登録が必要ですが、登録作業は5分程度でできる簡単な作業です。

 

\ 会計事務所の優良求人が多数!/

まとめ

【30代未経験で会計事務所に転職する方法】

 

①まず、転職活動は営業活動と同じと考える。

②自分の強みアピールする(リクナビNEXTが実施している「グッドポイント診断」を利用するとよい)

③有利な資格は「税理士試験の科目合格」「日商簿記2級以上」プラスアルファで「FP資格」「パソコン・ネット関連の知識」があるとよい。

④30代未経験は転職では不利。なので「熱意」をアピールする。

⑤求人探しは転職エージェントを利用するとよい

30代未経験で会計事務所に転職するのは不利ですが、この記事で解説したことが実行できれば転職が決まる確率は格段に上がります。

ただ、「強みのアピール」や「資格取得」は努力で何とかなりますが、「年齢」だけは努力ではどうにもなりません、、、。

ですので、転職を成功させるためには「今すぐ行動」これに尽きるんだと思います。

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